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行動するから気づきがある、気づきが次の行動を促す
福岡で月1回開催されている、あきさんのタムナファWSに、長崎でともに踊らせていただいている仲間3人で参加させていただきました。
ワークショップ中も、移動中も、食事やお買い物のときも、気づきや学びが満載で、
もちろん、それらは日常にもあるものなのですけれど、
行動を起こすことで、今気づかなければならないことが浮き彫りになり、それが次の行動の後押しをしてくれると感じました。
今日はこの日に感じたことを綴っていきたいと思います。
タムナファWSで感じたこと
この日は4種類の踊りをしました。
まず、みかげ。
ウォームアップ的な踊りです。
開始早々、私はこの踊りの存在を忘れてしまっていたことを知りました。
振り返ると、「長崎でもタムナファを!」と活動を始め、タムナファを覚えること、タムナファを踊ることだけに意識が向いていたなと。
まずタムナファを形にしようとするあまり、他の踊りを置き去りにしたり、忘れたりしていたんだなと気がつきました。
意識していないと見えなくなるものがあるのですね。
穏やかなリズム、穏やかな音楽で、ゆったりと心も体もほぐれていくひとときでした。
次はタムナファ。
これは1番回数を重ねてきた踊りで、振りは覚えていたので、今回は、指先をどんな形にしたら美しく見えるかな?とか、この部分はこんな風に腰を入れるんだねと、ディテールを意識して練習することができました。
表現する段階までくると、踊る楽しさが増すなぁということと、続けることで、高めたり、広げたりしていくことができるのだということを感じました。
また、途中、私が間違って覚えていた箇所にあきさんが気づかせて下さったのですが、それが、「あなたここが間違ってるわよ」とかではなく、「この部分をこう踊っている方もおられるんですけど、本来の動きはこうで・・・」というお伝えのされ方で。
このさり気なさや、当人の気づきを促す伝え方は見習いたいなと思いました。
次はポルカ。
これはとにかく楽しかった!
私のなかでは、中世ヨーロッパで、お祭りの日に心地よく酔っ払って、ふんわりスカートのワンピースをまとって、老若男女みんなで肩を組んで踊っているイメージの踊りです。
他の踊りは、ひとりひとり個別に踊るんですが、これは、足だけの踊りなので、参加者みんなで腕を組んで、足がぶつかるかもな密な距離感で踊ります。
参加者は、以前にも踊ったことがある人、初めての人と、スタートラインも様々です。
そうなると、みんなで補い合ったり、助け合ったりして、一つの踊りをつくりあげようという連帯感が自然と生まれるのです。
この状況で自分はどう動くべき?という意識が働いて、声を掛け合ったり、足を出す角度に気を配ったりということが起きて、私は今回が2回目だったのですけれど、これがこの踊りの良さだよなぁと改めて感じました。
複数人で共に何かを為そうとすることには、ひとりで取り組むこととはまた違う学びがありますね。
最後は火の鳥。
これは全然自分らしくは踊れませんでした。
これも2回目ではあったのですけれど、思うように体が動かないし、自分の内側とマッチしないというか、なんかしっくり来なくて、難しかったです。
火の鳥は、自分自身でエネルギーを回していくという意図が込められた踊り。
これを難しいと感じる私は、「自分でエネルギーを回していく」という意識がまだまだ足りないのだと感じました。
心のどこかに、「いざという時は頼れる人がいる、だから、行き詰まったら、その人に助けを求めればいい」という気持ちがある。停滞したときは、誰かが知らせてくれて、無理にでも背中を押してくれる、そういう甘えもある。
自分自身で自分のエネルギーを回していくという覚悟ができて、その意識が乗らないと、本当の意味でこの踊りは踊れないのだと感じました。これからの課題です。
ひとつ、前回からの成長を感じたのは、前回はこの踊りを踊ることに気が進まなかったのに対して、今回は「踊れるようになりたい」と感じたことです。
また、これは火の鳥に限ったことではないのですが、すべては、単に技術を高めれば踊れるというものではなく、ひとつひとつの振りに意味があって、そこがしっかり腑に落ちないと、観ている人に届く踊りにはならないのだということも感じました。
前回参加させていただいた7月は、全体を通してものすごくキツかったんですが、今回は息が上がったり、キツイと感じることはなくて、それはそうだろうと感じるところもありました。その時々の自分のエネルギー循環の状態を認識できるのも、このワークショップの興味深いところです。
ランチをとったお店にて
お昼はどこでとりましょう?と3人それぞれリーディング。
いくつか候補のお店が出たあとで、実は3人ともが気になっていたお店があったことがわかり、それならばと、そちらに決めました。
なんとも独特で、学びの宝庫的なお店でした。
ここは気づかせていただいたことは、箇条書きでいきたいと思います。
・当人のエネルギーが、提供するもの、空気感、webなど、全てに乗っかる。
・必要な方に見つけてもらえるかは自分次第。逆に言えば自分次第で変革していくことはできる。
・ただ自分自身で在って、必要なことをしていれば、周りは自然とついてくるし、サポートも入る。
・アンテナを開き、自らキャッチしようとすること。そして必要なことは行動に変えていくこと。
・自分の役割を常に自覚して過ごすこと。
・見た目に惑わされるべからず。(見た目とは裏腹にエネルギーが濃縮されたようなご飯でした)
お店から外に出た瞬間、異空間からワープしてきたような、不思議な感覚がありました。
わたしたちのこと
ひとりひとりに自覚が育ってきたことで、コミュニティとしての成長や、一体感が醸成されてきたことを感じました。
以前はリーディングしたことの確認を特定の一人の方にお願いしてばかりだったところ、今回は3人で確認し合いながら行動することができたこと。
そのときリードすべき人が、進んでリードするという場面があったこと。
常に自分の役割を意識して過ごし、その時々で、自ら必要な行動を起こすことができたこと。
できるかできないか分からない、それでも、今の自分の精いっぱいでという意識が一人ひとりにあったから、できたことだと思います。
各々が、各々のフィールドで、自らの成長のために日々頑張る、それを持ち寄ったときに、コミュニティとしての成長もあると感じられたことは、今後の活動に対する意識が高まるきっかけになりましたし、これからどう展開していくのかなと楽しみにもなってきました。
このたびも多くの学びをありがとうございました!