【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』16
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読書メモ
Part1数値化の基礎 04資本コスト 現在価値を計算する
キャッシュフローのディスカウント
同じ1万円でも、「今日もらえる1万円」と「1年後にもらえる1万円」は、価値が同じではない
資本が大きくなり、預ける期間が長くなれば、多額の利子が得られる
株式投資に回せば、配当がもらえる
1年後の1万円は、今の価値に直したらいくらになるのか?
資本コストの分だけ価値が下がる
→この計算を「割り引く(ディスカウントする」という)
Q4:特許買収価格の上限は?
愛知食品株式会社が、信州工業が開発した特許技術を10億で買収することを検討
愛知食品株式会社は、毎年2億円ずつコストを削減できる見込み(ロイヤリティ(特許権使用料)を支払わずにすむため)
この技術特許の経済寿命は7年と見込まれる
資本コストは6%と見込まれる
感想
小学校でやっていた算数の問題のような感じがしました。得意ではないのですが、公式に当てはめるとこんな感じでしょうか。
7年後の価値:10億÷(1.06)⁷ ≒ 6.67億
7年間で削減できるコスト:2億×7 = 14億
削減できるコストが14億円なので、10億で買っていいのではないか、と、眠い目をこすりながら思うのですが、そんなどんぶり勘定をする社長が経営をすれば、会社は倒産してしまうかもしれません。
私は経営者やコンサルタントにならなくてよかったと思います。会社を潰しかねません。
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