【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』51
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第6章 ステップ4 箱の中と外を探す
「交流のない相手」とコラボするとよいアウトプットが生まれる
アイデアワーキングは、弱い紐帯をつくる取り組み
強い紐帯に比べて、弱い紐帯からは、より目新しく価値の高い情報が得られる
弱い紐帯が領域外の戦術を生み出しやすい
アイデアワーキングをすれば、異質な相手ともコミュニケーションできる
発明家になったハリウッド女優
ヘディ・ラマーの例
課題:潜水艦を攻撃する魚雷の無線誘導システムが通信傍受に遭いやすい
解決策:妨害を受けにくい無線誘導システム(魚雷を発射した直後に、制御信号の周波数を切り替える)
過去の成功事例(戦術):自動演奏ピアノ
軍は外部の発明を積極的に取り入れてはいなかった
強い紐帯で結ばれた集団は排他的になりやすい
感想
弱いつながりにはさまざまなメリットがあり、アイデアネットワーキングのほかに、キャリアアップ(就職)などでも、その効用があるそうです。利害関係があまりないことやメンバーの同質性が低いことが、大きく影響しているのだと思います。
人間には敵を作って結束する性質もあるのだそうで、強いつながりは、あえて排他的になり、敵をつくることで、つながりを強化しているところがあるのではないでしょうか。
アイデア出しの段階では弱いつながりのほうがよいと思いますが、実行フェーズになると強いつながりのほうが力を発揮しそうな感じがします。弱いつながりと強いつながりのどちらがいいという問題ではなく、それぞれの向き不向きがありそうです。
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