【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』31
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第4章 ステップ2 課題を分解する
目の見えない人が旅行を楽しむには:課題分解を実践する
サブ課題をリストアップ
最初につくるリストは、長ければ長いほどいい
似たような問題はまとめ、重要でない課題は取り除く
→何度かくりかえす
Think Biggerでは、課題によって、または、課題を分解する人によって、まったく違うサブ課題ができあがる
課題を分解した方法について、専門家に意見を求める
→なぜその課題が存在するのか、など消費者洞察を知ることと、解決策を考えることは違うこと
消費者洞察は課題を理解するのには重要だが、解決策を生み出すのには役に立たない
専門家とユーザーは、課題の「内側」にいる
それ以外の人は、課題の「外側」にいる
部外者は、課題に思い入れがないので、フラットな目で課題を捉えられる
感想
山口周さんが、ときどき、市場調査をしてもイノベーションにはつながらない、ということを仰っていたのを思い出しました。
課題の「内側」にいるということは、いままでの延長線上でしか、ものごとが発想できないということです。改善はできたとしても、課題の外側にひょいと出ることが難しいのではないでしょうか。
課題の「外側」にいるということは、内側がどういうものであるか知らないので、その分だけ自由に発想できることになります。
課題の「内側」にいると、前提条件を疑えず、いつの間にか思考が乗っ取られている、ということが起こっていると思います。自分が当然だと思っている前提条件を疑うことは至難の技ですから、そういう意味でも、外側の人の視点は必要であると思います。
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