【読書メモ】内田和成『仮説思考』3
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読書メモ
第1章 まず、仮説ありき
情報は集めるよりも捨てるのが大事
ビジネスパーソンが仮説思考を身につけるメリット
情報洪水に溺れなくなること
問題解決に役立つこと
大局観を持って仕事ができること
情報洪水の回避
意思決定をするときは、いますでにある選択肢を狭めてくれる情報だけが役立つ
企業が意思決定をする場合に、無闇に情報を収集するのは、明らかな間違い
迅速な意思決定のためには、いまある選択肢を以下に絞り込むかという視点で情報収取すべき
網羅思考は非効率
網羅思考:考え得るさまざまな局面から調査・分析を行い、その結果をベースに活論を組み立てること
網羅思考は積み上げ型の思考なので、途中で一回間違えた場合には、それをベースにした次のストーリーも間違えることになる
情報をできるだけ集め、数多くの分析を行わなくてはならないため、時間が無駄にかかるという欠点がある
網羅思考とは、すべてを理解しないと前に進めない人たちがとりがちなやり方
解決策につながるいくつかの課題=仮説にフォーカスして、それを検証することにエネルギーを使ったほうが効率的
大きなストーリーが描けるようになる
仮説思考を使えば、手元にあるわずかな情報だけで、最初にストーリーの全体構成をつくることができる
ストーリー構成を考える(十分な分析や証拠のない段階で作りあげる)
→無駄な分析や情報収集の必要がなくなる重大なことを見逃し、間違ったストーリーをつくってしまうのではないか?
→証拠集めを始めた段階で、仮説を肯定するような証拠がなかなか集まらない仮説の間違いに気づいたら、直ちに軌道修正し、あらためて他のストーリーを考える
最初に立てた仮説は身近な人で試してみるとよい
分析が苦手でも仮説が立てられれば、ビジネスの世界では通用する
→先に仮説を構築して強い問題意識をもち、問題解決に必要な分析を選択して、その情報だけを拾い上げていくことが重要仮説思考を実践すれば、全体観をもって、迅速かつ効果的に問題決定を図ることができる(情報の洪水に溺れない)
大きなストーリー(幹の話)が描けると、仕事もスムーズに進むことが多い