【読書メモ】齋藤孝『頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ』43
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第7章 達人たちの「調べる」エピソード
早川徳次(地下鉄の父、日本で初めての地下鉄を開業)
自分自身の力で手に入れたデータが力を持つ
ロンドンの地下鉄に興味を持つ
→日本に地下鉄を建設させる夢を持つ世界に目を向ける重要性
技術的に先行している海外の交通を学ぼうとした
目的がなくとも、世界に目を向ける姿勢は重要
→興味がなくても、大胆なキャリアチェンジのきっかけとなりうる
地下鉄の利点を理解してもらうためのデータを収集
上着のポケットに豆をいれておき、ズボンのポケットに移し替える
→徒歩で移動する人、市電を利用する人、などを数える現代でも、足を使った実地調査は意外に有効
感想
早川徳次氏の豆から得たデータが、どう説得に役立ったのか知りたいところです。憶測の域を出ませんが、頭の良い人なので、ただ数えるのではなく、性別や年齢、時間帯などの違いも、豆を移し替えながら見ていたのだと思います。
実地調査は、ビジネスの修行をするのにいいかもしれません。人や物事を観察するようになると、観察力と肌感覚的な勘が養われると考えられるからです。精緻な論理と現場勘の両軸が必要なのだと思います。
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