マインドマップを始める2冊
マインドマップは人間の脳の特性を活かしたノート術、思考法です。真ん中にテーマのイメージを描き、枝を伸ばし、枝のうえに言葉を載せます。この記事では、マインドマップ初心者向けの2冊をご紹介します。
トニー・ブザン『マインドマップ超入門』
『マインドマップ超入門』の名にふさわしく、この1冊があればマインドマップは描けます。第4章(「マインドマップのルール」)と第5章(「マインドマップを作成する」)を読み、その通りに描けば、マインドマップを作成できます。
マインドマップは真ん中から放射状に描きます。まず、真ん中にテーマに関するイメージを描き、そのイメージから枝を伸ばします。その枝の上に言葉を描いていきます。真ん中に近い枝は太く、言葉も大きく、枝の先になるほど枝は細くなり、言葉も小さくなります。
第6章以降は、マインドマップの活用(応用)です。スケジュール管理やプレゼンテーションの下書きなどの活用例があります。
トニー・ブザン『マインドマップ記憶術』
『マインドマップ超入門』よりも、マインドマップによる記憶術に重きを置いた本です。
マインドマップは脳の特性を活かしたノート術であり、思考法です。マインドマップは、人間の共通言語である Imagination(覚えたいことを生き生きと思い浮かべる)と Association(すでによく知っていることと関連付ける)を使います。
Imagination(イメージを働かせる)+Association(連想を働かせる) = Memory(記憶する) 『マインドマップ記憶術』p.42
また、マインドマップの枝は放射状に曲線で伸びています。これは自然界にあるものを模している(自然界にあるものは放射状の形をしており、曲線でできている)からです。その形状が脳の力を解放します。
『マインドマップ記憶術』は、マインドマップを使って記憶力を高めたいかたに、特におすすめの1冊です。
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