【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』68
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第8章 ステップ6 第三の眼
自分のアイデアを第三者に説明してもらう:プレイバック
現実は人によって異なる
→自分が解釈した現実は、他人にとっての現実とはつねに異なる人間の知覚は常に主観的なもの
プレイバック(再生):他人の第三の眼を通して、課題に対する自分自身の理解を深める
1回目:その場で相手に答えてもらう
2回目:1日か2日後に、アイデアを説明してもらう
専門家に聞く場合は、質問と質問の間隔を長めに取る
自分のアイデアのどこが記憶に残るのか?、を明らかにする
プレイバックをしている人は、理解できない部分を既知の知識で埋めようとする
一番記憶してほしい部分を覚えてもらえないなどの場合、必要に応じて表現する方法を変える
→やればやるほど、アイデアはますます明確に、簡潔になっていく
感想
自分が思い描いていることと、他の人が思い描いていることは、往々にして違っていたりします。これまでの人生で得た知識や経験が違うことは確かなので、10人いれば10通りの現実の捉え方があるのではないかと思います。
Think Biggerでこれだけしつこく自分のアイデアを検証するのは驚きました。イノベーションは起こせるのかもしれませんが、Think Biggerを実行するだけの時間が仕事をしているときに取れるのか?、という疑問があります。
丁寧に時間をかければかけるほどよいというのは理解できますが、時間との勝負という面もあります。そのバランスはどう取るのかを聞いてみたいところです。
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