【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』30
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読書メモ
第4章 ステップ2 課題を分解する
イノベーションの「発端」は凡庸
実際のイノベーションを生み出す構造は、目を見張るようなものではない
重要なのは、課題を選び、それを理解するプロセス
ジェフ・ベゾスはいかにアマゾンを思いついたか
インターネットにビジネスの可能性を嗅ぎ取る
インターネットを通じて消費者に直接商品を販売するアイデア
ベゾスが考えた重要なサブ課題
インターネット販売は安全性と利便性、信頼性が高く、割高ではないことを、消費者に知ってもらうには?
→ネット通販向きの商品分類を20種リストアップし、基準に適応しているか評価した
→オンラインで本を販売する書店のウェブサイトを調べ、実際に試した本拠をどこに置くか?
→大手取次はオレゴン州にある
→税法や実家のガレージを本拠にでき、オレゴン州に近いことからワシントン州に本拠を置いた
課題をサブ課題に分解せずに解決策を探そうとすると、スピードは上がるが質は低下する
課題の分解自体がアイデア創出の行為
サブ課題を見れば、その人が課題を解決するカギだと信じている要素がわかる
感想
サブ課題の分解自体にも、個性やクリエイティビティが出るものなのですね。確かに、「どこに着目しているか」は、その人の個性や感性を如実に表しそうです。
そういうことで、課題の分解の仕方自体には、正解不正解はなさそうですが、筋のよいサブ課題と筋の良くないサブ課題はあるのか、ということが気になりました。
メイン課題とサブ課題の設定に、どれくらい時間をかければよいかというのも気になりました。課題がいつまでも決まらずに、それだけで時間が過ぎてしまうことを懸念しているのですが、その心配はないのでしょうか。
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