【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』55
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読書メモ
第7章 ステップ5 選択マップ
選択マップを見直そう
課題の解決策を生み出すために使う材料
課題
課題を分解したサブ課題
領域内外の最高の戦術
選択マップは、材料となる情報を一覧できる表にまとめている
→戦術をじっくり検討できる選択マップを使えば、必然的に「有用」かつ「新規」な組み合わせを生み出すことができる
しかし、本当によいアイデアを生み出そうとすると、いろいろな段階で行き詰まる
急いで生み出したアイデアの価値は低い
最初に思いついたアイデアに飛びつかない
=Think Biggerも、焦っていい加減に取り組んではならない慌てて生み出された解決策は創造性に欠ける
=当たり前でない組み合わせを見つけるには、時間が必要粘り強く考えることのエクササイズ
「爪楊枝」の使い方を3回書き出す
→数は1回目が多いが、良いアイデアは3回目が多い(=アイデアの数が減るにつれ、質が高まる)
質の高いアイデアを得るためには、粘り強く考え続けることが欠かせない
感想
思考のスピードは速ければ速いほどいいと思いがちですが、そういうものでもないようです。
思考のスピードが速い人は、頭の回転が速いことももちろんあるのでしょうが、情報を常に集め、いつでもどこでもフル稼働で考えているように見えます。だから、答えが求められたときに、すぐに答えが出るのだと思います。
他人に見えるところはわずかで、見えないところで考えているのが、思考のスピードの速い人だと思います。
すぐに出た答えに飛びつかない、生煮えのアイデアに飛びつかないというのは、課題を設定するところでも出てきました。焦る気持ちと、速ければ速いほど(早ければ早いほど)よいという価値観に、どれほど抗えるかが、成功の分岐点となりそうです。
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