【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』37
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第5章 ステップ3 望みを比較する
「顧客第一」ではなく、あなたの望みを第一に考える
イノベーターである自分自身の望みが満たされなければ、解決策は実現しない
プレストで解決策は決まったが、実行に移されない
→解決策が実行者の望みを満たしていないから
全体像スコアの役割
全体像:各当事者の望みを書き込んだ三角形
→「全体像スコア」というツールとして使う意思決定には感情を持ち込むべきではないと一般的に考えられているが、感情はアイデア創出プロセスの要所要所で役にたつ
全体像スコア:「選択肢を選ぶための基準」と「脱線しないための指針」の2つの役割を果たす
意思決定の前に「基準」を決めておく
意思決定する前に基準を決めておいたほうが、優れた決定ができる
感想
どんなアイデアも実行する人が乗り気でなければ実行されないという、当たり前といえば当たり前のことを言っている気もします。
よく「顧客のため」といいますが、実行する人間に気持ちが入っていなければ、いいものはできないと思います。自分を殺して人に尽くすのが美徳のように思われていますが、そういうのはもうそろそろ、止めたほうがいいのではないでしょうか。
意思決定をする前に基準を決めたほうがいいというのは、なるほどその通りだと思います。しかし、その基準も、何度も意思決定をしているうちにわかってくるものだと思うのですが、そのあたりはどうなのでしょうか?
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