【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』46
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読書メモ
第6章 ステップ4 箱の中と外を探す
「失敗」から学んではいけない
失敗から学べる人もいるが、立ち直れない人もいる
人は失敗に対処することで成長する
失敗は最良の教師ではない
経験は最良の教師かもしれないが、一番時間のかかる教師でもある
「試行錯誤」に頼ってはいけない
試行錯誤は効率が悪い
Think Biggerは、過去に成功した戦術の基盤に立っているので、成功確率は高い
失敗したアイデアは参考にはなるが、選択マップに入れてはならない
感想
失敗の経験や試行錯誤はよいものだという先入観がありましたが、その限りでもないことがわかりました。何もかもを自力でやるのは、やはり、効率が悪いようです。イノベーションとは、他の誰もがやっていないことをやることだ、という間違った概念が流布してしまった結果ではないかと思います。
"Think Bigger"では、模倣を奨励しています。しかも、全部を模倣するのではなく、一部を模倣するという方法を採っています。これはできるようでいて、案外難しいことかもしれません。自分が解決すべき課題が何で、どんな解決策が必要そうか、他の人のどの部分が自分の解決策となりえそうかを理解していなと、他の人のやってことの劣化版としての模倣にしかならないからです。
そもそもイノベーティブであることよりも、起こった問題を解決することがいちばんに優先されるはずです。いつのまにか、考え方が、本末転倒になっているのかもしれません。
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