【読書メモ】内田和成『アウトプット思考』25
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読書メモ
第7章 私の情報源② 新聞・雑誌、本、テレビ、ネット……各種メディアとのつきあい方
もはや速報性がない「新聞」 それでも読むべき理由とは?
新聞はネタ収集という意識で読むことが多い
新聞は速報性に関しては、ネットに勝てない
紙媒体は寄り道ができる(全く関係のない記事が並んでいる)
→思わぬスパークが生まれることがあるたまには寄り道をしないと、ものの見方や知識が偏ったり、貧相になってしまうのではないか
新聞を読むのは「会話の身だしなみ」という古典的な役割もある
「会話の身だしなみ」としての新聞は過去の遺物になるかもしれないが、かえって「レア」な情報源となる
感想
新聞は紙媒体・電子媒体・データベースがあります。紙媒体は、共時的で水平的な寄り道ができるとすれば、新聞記事データベースは「キーワード」や「テーマ」「トピック(天声人語など)」を軸に通時的で垂直的な寄り道ができると言えます。
つまり、「キーワード」「テーマ」「トピック」が時間的にどう推移していったかを見ることができます。例えば、渋谷のハロウィンで何があったか、時代ごとに比較することも可能です。そうすることで、時代の特徴を理解することもできます。
収集する情報にもよりますが、新聞や雑誌は、書籍にはなりにくい日常の出来事を追っていくのに良いツールともいえると思います。速報性も一つの切り口ですが、扱っている情報の種類を考えると、活用法も見えてくると思います。
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