【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』19
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読書メモ
Part1数値化の基礎 05間接経費の配賦 本当に儲かっている製品はどれか?
間接経費を割り振る前の収益力を見る
Q5の答え
間接経費の割り振りが適切でない
製品Aよりも製品Bのほうが収益性が高い
粗利で比較する
ルール通りに会計処理した数字が意思決定に役立つとは限らない
間接経費の配賦は、会社で自由に決められる
「どちらが儲かっているか」を知りたいなら、粗利ベースで考えたほうが、正しい意思決定ができる
会計上の損益がきちんと計算されていたとしても、意思決定の判断材料として適切とは限らない
間接経費の配賦を把握して、収支をチェックすること
感想
やはり、粗利ベースで計算するのがよいようです。直接労務費と間接経費は、製造業の場合、損益計算書の売上原価と販管費に当たるのでしょうか。
そう考えると、利益を出せる製品がどちらであるかを決めるには、粗利ベースで決めたほうがよさそうです。
このことがわざわざ例題になっているということは、実際の現場では見落とされがちということを示しているのでしょうか。
経営というと、すぐに、マーケティングや組織の話ばかりになりがちですが、会計の数字が読めることも大切だということがわかりました。
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