【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』43
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読書メモ
Part3「人間のクセ」を知る 10リスク認識 「損失」に関わる3つの視点
視点③ 人は「損すること」に敏感に反応する(プロスペクト理論)
プロスペクト理論
→リスク選好度について考えるうえで、考慮するといいことQ10 「得する賭け」と「損する賭け」
得する賭け
A:4分の1の確率で6,000円もらえる
B:4分の1の確率で4,000円、4分の1の確率で2,000円もらえる
期待値は同じ1,500円
授業内での結果
Aを選ぶ人:14人
Bを選ぶ人:33人
損する賭け
C:4分の1の確率で6,000円損する
D:4分の1の確率で4,000円、4分の1の確率で2,000円損する
授業内での結果
Cを選ぶ人:40人
Dを選ぶ人:7人
感想
私も多数派と同じく、B・Cの組み合わせを選びます。判断の基準となるのは確率なのでしょう。
具体的には、「得をする賭け」の場合、「高額でなくてももらえる確率を高くすること」、「損をする賭け」の場合、「高額であっても損する確率を低くすること」ということになりそうです。
期待値は同じなので、二択の選択は半々になりそうですが、多数と少数になってしまうのは、損を回避する人間心理にありそうです。
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