【読書メモ】神田房枝『知覚力を磨く』36
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読書メモ
第6章 知覚する組織へ ― リベラルアーツ人材の時代
組織はリベラルアーツ化していく ― ジョブズの予言
リベラルアーツ人材の見直し
リベラルアーツの知識が、そのままビジネスの現場で役立つとは思えないが…
アップルのジョブズの言葉:「テクノロジー」と双翼を担うものとしての「リベラルアーツ」
マイクロソフト社長ブラッド・スミス:リベラルアーツの重要性に言及
企業は「教養ある知識人」など求めていない
企業がリベラルアーツに求めているもの
人文科学に向き合うことで磨かれる諸能力(=明確な答えのない問いに対して、自分なりの答えを提案する能力)
人間に対する問いをどれだけ深めてきたか
リベラルアーツ能力を支える3つの能力のなかでも、"最上流"に位置づけられる「知覚力」こそ磨くべき
感想
ジョブズは、カリグラフィに興味があったと聞いたことがあります。テクノロジーとリベラルアーツの両方を事業展開に据えたのは、考えてみれば不思議なことではないのかもしれません。
日本の製品が機能一辺倒なのは、作る方も買う方も、テクノロジーしか考えていないことに原因がありそうです。「機能をこれだけ小さなものに詰め込みました」という感じになってしまって、手に持った感じとか、部屋においたときに他の家具と調和するか、とか、そのようなものは、あまり、考慮されていないのではないかと思います。
美術や文学などを「役に立たないもの」としてきた結果なのかもしれません。
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