【読書メモ】小曽川真貴『調べ物に役立つ 図書館のデータベース』13
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2. 新聞
ヨミダス歴史館
平成・令和限定版でない「ヨミダス歴史館」
1874年(創刊号)から1989年(昭和の終わり)が検索・閲覧できる
紙面単位の画像データ
見出しとキーワードのみ検索可
全文検索はできない
画像データなので、当時の新聞広告などもそのまま収録されている
横断検索が利用可能(明治~昭和、昭和の地域版、平成・令和、現代人名録、を一度に検索できる)
年代が決まっているなら、タブ単位で検索するとよい
現代人名録は、人物の詳細ページから関連記事を検索できたり、「平成・令和」の記事のなかに記載されている人名から詳細ページにアクセスできる(相互に行き来できる)
感想
ヨミダス歴史館をはじめ、新聞データベースにはお世話になりました。現代の情報の収集だけでなく、過去の情報の収集をするにも、新聞データベースは役立ちます。
『調べ物に役立つ 図書館のデータベース』には載っていませんが、タブごとの検索にすると、日付を指定することができます。例えば、直近1ヶ月で、AIについてどう報じられたのか、を調べることもできます。
新聞データベースは、ピンポイントで記事を検索するので、紙面や各新聞社のWebサイトのように、ある記事を読んだついでに、別の記事に目が留まって読む、ということがありません。ざっと眺めて、世の中で何が起こっているのか、大まかに知る、といった使い方は向かないと思います。
新聞データベースは、人物のデータベースを備えているものもあります。(朝日新聞クロスサーチ、日経テレコンなど)人物事典、人名辞典として、利用することもできます。
現代人名録は利用したことがありますが、詳細ページと関連記事を行き来できることは知りませんでした。今度試してみようと思います。
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