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【読書メモ】小曽川真貴『調べ物に役立つ 図書館のデータベース』14

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小曽川真貴『調べ物に役立つ 図書館のデータベース』目次マインドマップ

読書メモ

2. 新聞

  • 朝日新聞クロスサーチ

    • 2つの時期にわかれて収録されている

      • 記事 1985~(文字データ記事)

      • 縮刷版 ~1999

    • 現代用語辞典として『知恵蔵』が収録されている

    • 雑誌も収録されている(『AERA』『週刊朝日』)
      →読めるのはニュースに限る

    • ヨミダス歴史館よりもオプションが多い

      • 明治・大正の縮刷版

      • 昭和(戦前)の縮刷版

      • 人物データベース

      • 英字新聞「ヘラルド朝日」

      • 歴史写真アーカイブ(満州事変前後から敗戦まで)

      • アサヒグラフ(1923-1956)

    • 各データベースの特徴をつかむことが、効率的な検索への近道
      →どれがいい、というわけではない

    • p.81に、ヨミダス歴史館(2種)と朝日新聞クロスサーチの比較表あり

感想

朝日新聞クロスサーチは、以前は、聞蔵IIビジュアルの名称でした。朝日新聞クロスサーチになり、見た目がすっきりした印象になりました。

新聞データベースは、ヨミダス歴史館も朝日新聞クロスサーチもそうですが、新聞記事以外も検索できます。名称に引っ張られて、新聞記事しか調べられない印象を持ちますが、人物・人名なども調べることができます。

朝日新聞クロスサーチの場合、オプションによって、歴史写真アーカイブやアサヒグラフを調べることができます。第二次世界大戦あたりの時代の空気を視覚的に知るのに、良い資料だと思います。

ヨミダス歴史館と朝日新聞クロスサーチとで、使用感にそれほど違いを感じていませんでしたが、『調べ物に役立つ 図書館データベース』で、違いがどこにあるのか、知ることができました。


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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
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