【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』41
読んだ本
読書マインドマップ
読書メモ
第6章 ステップ4 箱の中と外を探す
ステップ4は、サブ課題を解決策となる先行事例を探す時間(=探索)
どうやって先行事例を探すのか?
→ロイド・トロッターのメソッドを使う
GEを大変革したロイド・トロッターの物語
トロッター・マトリックス
成功法則(ベストプラクティス)を移植する
在庫管理、サイクルタイム、生産性など、製造の重要分野について、自分たちの工場を採点してもらい、集計した
Think Biggerの選択マップは、トロッター・マトリクスの方法を直接継承する(あらゆる種類の課題を解決するという点で異なる)
「トロッター・マトリックス」の仕組み
各地の工場の最高の手法を組織的にやってほしいと考えた
コングロマリットは本質的に非効率であるという批判
→多種多様な業種が連携すればするほど、お互いから借用できる成功法則の幅が劇的に広がり、よい結果が生まれる
感想
ダイバーシティ(多様性)の大切さがわかる箇所でした。いくら人のダイバーシティ(多様性)があったとしても、お互いのベストプラクティスを学ぶことをしなければ、ただいろいろな人が同じところに集まっている集団にすぎないわけです。
ダイバーシティ(多様性)、ダイバーシティ(多様性)と叫ばれているのは、成功法則の幅を広げるためであって、表面的に数合わせをするということでもないと思います。いくらデモグラフィックな属性を多様にしたところで、考え方が同質であれば、もうそれは、ダイバーシティ(多様性)と言えるものではないかもしれません。
不確実な時代や、新しいものを生み出さなければならない時代に、ダイバーシティ(多様性)と言われる理由がわかった気がします。
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