【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』18
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読書メモ
Part1数値化の基礎 05間接経費の配賦 本当に儲かっている製品はどれか?
「黒字製品」だけを生産すると儲かるのか?
Q5:「赤字製品」が実は儲かっていた?
株式会社やまもと工業
製品Aと製品Bを生産
親会社のメーカー向けに毎日1ロットずつ納める
製品A・製品Bとも100個が生産の1ロット
原価計算を行う
製品A・製品Bとも生産所要時間は4時間
売上利益、材料費・変動経費、直接労務費、間接経費はp.105を参照
製品A・製品Bを1ロットずつ→製品Bが赤字
製品Aだけ2ロット作る→利益が出なくなる
製品Bだけ2ロット作る→利益が出る
なぜ、こんなことが起こったのか?
感想
p.105の表を見ると、直接労務費(1日26万)と間接経費(1日40万)が、1日にかかる費用として固定されています。
1ロットあたりの粗利を計算すると、
製品A:40(売上収益)-8(材料費・変動経費)=32
製品B:60(売上収益)-24(材料費・変動経費)=36
となって、製品Bのほうが、粗利は出やすいことになります。
直接労務費(1日26万)と間接経費(1日40万)をどう按分するかで、製品Aと製品Bの間で、利益の出方が異なると思いますが、どうなのでしょうか?
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