【読書メモ】齋藤孝『頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ』26
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第5章 調べたことは「アウトプット」!
TIP 42 日付と出典を明記するクセを付けよう
情報を発表するときに、日付と出典を明記することを習慣づける
出典を明記せずに引用すると、盗用を疑われてしまう
引用した元データが誤りだとしても、そのデータがいつ・どこで発表されたか出典さえ明記しておけば、引用者の責任は問われない
→ただし、引用するときに、その情報が正しいか、多角的に検討しなくてはならない
書籍や雑誌、新聞などの一部を引用資料として使用するときには…
該当箇所だけでなく、発行情報も併せて保存しておく必要がある
→書籍ならば「奥付」を確認する発表前には、必ず日付と出典をチェックすることが大切
発行情報を保存するおすすめの方法は、そのページをスマホに残しておくこと
情報の発表時に「原典」として照合するのに便利
あとでもう一度、その文献を参照したいときにも便利
TIP 43 「数字+意見」で文章を構成する
日記や雑感を投稿するときには、意識的に数字を入れながら書く
数字を書くと、読み手の興味や関心を得られる
「数字+意見」で説得力のある面白い文章が完成する
単なる数字の羅列では興味を惹きにくい
「自分なりの意見」をプラスする
感想
出典元の情報を記載するのは、レポートや論文を書くときには必須です。書かないと「盗用」が疑われてしまうので注意しなければなりません。
『頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ』にはなかったですが、出典元の情報を示すのは、出典元のデータを見てもらい、データが我田引水的に使用されていたり、恣意的な解釈をしたりしていないか、読み手に吟味してもらうためです。
奥付は、Google Keepで撮影してストックしておくと、原典が調べられて便利です。Google KeepにはOCR機能があり、写真のなかの文字を文字起こししてくれます。あとあと利用するのに便利です。