【読書メモ】内田和成『アウトプット思考』02
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読書メモ
第1章 ― 「インプット」では差がつかない時代
「情報通」はもはや評価されない ― 旧型の「知的生産術」の限界
「京大カード式」情報整理法の限界
分類が難しい(分類がまたがるものがある)
労力が馬鹿にならない
Evernoteで分類の限界は解消されたが…
情報収集・整理の進歩で目立った業績を上げた人はいない
「情報を持っていること」が差別化要因にならなくなった
情報がネットで簡単に手に入るようになった
有料だった情報が「無料」になった
「とりあえずインプット」がむしろ、競争力を失わせる
インプットの段階で差がつかないと、アウトプットが似たり寄ったりになる
「たくさんの情報を集め整理する」では、時間もお金も無駄になる
環境の不確実性が高く、変化のスピードも速い
→最新の情報を集めても、予想外の出来事が頻発する
網羅思考のワナ ― 「もっと情報を」が失敗の原因に
網羅思考の問題点
時間がかかる
かけた時間ほどの効果がない
情報収集の時間は最小限にして、「考える時間」を増やすべき
感想
たくさんの情報を集めることが、差別化要因たりえなくなったことに、時代の変化を感じます。それほどまでに情報は民主化され、誰でもアクセスできるようになりました。
とすると、他人との違いを出すのにはどうしたらよいか、ということになります。誰でも情報が簡単に得られる以上、他の人とは異なる情報源から情報を得ることが差別化につながると考えれます。
たくさんの情報を集めなければならない、というのは、呪いといってもいいくらいの固定観念だと思います。調べ尽くしていないことに、恐怖心をもってしまいます。この恐怖心の克服の方法も、学んでいきたいです。
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