【読書メモ】神田房枝『知覚力を磨く』06
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読書メモ
第1章 すべては知覚からはじまる ― あなただけが観ている世界
「『すべてがなにか違う』と感じるところを私は気に入った!」
NIKEの「エア」
フランク・ルディ
NASAの航空宇宙工学エンジニア
新奇なソールを発案(「エア」)
フィル・ナイト(NIKE創立者で当時のCEO)
知覚の背後にあるもの
中距離ランナーとして経験
1964年のブローリボンスポーツ創立以来の知見
常に斬新性が求められる映像アートに関心を持っていた
「集められた知覚」が持つ爆発力
知覚の持つ創造性は、チームのなかで発揮されることもある
→個人の多様な知覚を集めることで、一層のポテンシャルが高まる系外惑星を探す「Exoplanet Explorer」というプロジェクト
1万人以上の市民科学者が参加
48時間のうちに、新たな惑星系が発見されてしまった
多くの知覚が組み合わさると、ごく短時間で大きな発見につながる
個人レベルの知覚を育てる観点と、知覚を「組わ合わせる」という観点も重要になる
感想
個人の知覚を「組み合わせる」ことも大切だとわかりましたが、「知覚のポテンシャルを最大限に引き出すには、何か条件が必要なのか」という疑問を持ちました。
『知覚力を磨く』に出ている例だと、目的または目標が共有されている状態だと、個々の知覚の組み合わせが効果を発揮するのではないか、と思いました。自分とは大きく異なるバックグラウンドを持つ人との知覚の組み合わせのほうが、おもしろいアイデアがでてきそうな気がします。
よく「他人の眼で見る」という言い方をしますが、その感覚に近いものでしょうか?「別の感性で見る」と言ったほうがいいのかもしれません。
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