【読書メモ】小曽川真貴『調べ物に役立つ 図書館のデータベース』25
読んだ本
読書マインドマップ
読書メモ
3. 雑誌
MagazinePlus
日外アソシエーツ提供の雑誌・論文のデータベース
ざっさくプラスと重複するものもあるが、MagazinePlusだけに収録されているものもある
ざっさくプラスとの違い
「雑誌単位」での利用も想定した設計になっていること
→ヒットした論文や雑誌記事のデータベースから、雑誌の掲載号の目次にアクセスできるようになっている収録誌検索(雑誌が検索できる機能)がある
csvに加え、tsv、Bibtex形式でもデータをダウンロードできる
本文のデータはない(ざっさくプラスと同じ)
雑誌記事の下部に「J-STAGE」「CiNii Books」などのボタンがあり、所蔵している図書館を調べられる
日外アソシエーツは、主に、辞書、年鑑、索引などを作っている
データベースは、『BookPlus』(本を探す)、『WhoPlus』(人物を探す)などを提供している
感想
MagazinePlusはざっさくプラス同様、雑誌記事や論文の情報を調べられるデータベースです。(MagazinePlusは大学院生時代にお世話になりました。昔は、実際の図書館に行って雑誌を読んだり、芋づる式などで調べるよりほかなかったからです)
調べた文献の出力は、文献管理アプリのファイル形式(RefWorks出力、EndNote出力、Mendeley出力)に対応しているほか、テキスト形式(csv、tsv)、Bibtex形式にも対応しています。
文献管理アプリは、論文を書くときの文献を管理するのに便利です。文献情報や文献を管理してくれるだけでなく、ワードプロセッサ(Microsoft Wordなど)と連携して、APA、MLAなどの形式で整形した文献リストを作成してくれます。
調べた文献をリスト化してダウンロードできるデータベースは、CiNii Researchなど、他にもあります。文献リストを作成するとき便利なので、使ってみるとよいと思います。