【読書メモ】齋藤孝『頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ』17
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読書メモ
第4章 調べ方を変えれば「ビジネス」で結果を出せる!
TIP 27 ビジネスで"違い"を生み出す「データ」の力
仕事ができる人は、例外なく、データに基づいて仕事を進める
→思い込みや直感で発言や発表をすると、間違いを犯す可能性がある『FACTFULNESS』
300万部の大ベストセラー
10の偏見に対抗して、事実・データに基づき世界を理解する大切さを訴える
各官庁や公的機関等が統計データを作成している
→積極的にデータを活用するべき
TIP 28 上司・顧客の意図をハッキリさせる
ビジネスでは、上司や顧客の意図を明確にすることが大切
→疑問に感じた点を相手に質問し、意図をハッキリさせることが大切
→的確なアウトプットをするためには必要不可欠な工程上司や顧客に質問するときには、具体的に掘り下げるような質問を繰り返す
感想
人間は悲観し易い傾向、悪いニュースを信じやすい傾向があると聞いたことがあります。危険を察知して逃げないと生存が危うくなることを考えれば、悪いことに目が向きやすいのは、当然なのかもしれません。
いわゆるフェイクニュースも、人の不安に乗じているところが大きいと感じられます。一歩踏みとどまって確かめるくらいの慎重さがないと、逆に生存が危うい時代になってしまったのだと思います。
裏とりをしないで、思いつきや直感で話したことが事実ではなかったとき、人間関係を壊すことにもつながりかねないので、注意が必要だと思います。
上司や顧客に限らず、どこまで具体に落とし込めるかが、キーポイントとなりそうです。抽象的な言葉でやり取りをしていると、お互い、違った結果を想像していることもあります。そうならないためにも、どれだけお互いに具体を共有しているかが、大切だと思います。
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