【読書メモ】内田和成『アウトプット思考』09
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読書メモ
第3章 自分の「立ち位置」を意識することが、差別化の第一歩
同じ目的を持っていたとしても立ち位置によって必要となる情報は違う
意思決定者と企画立案者では必要な情報が違う
企画立案者:現場の消費者の声を生の声、SNSで話題になっているツイート
意思決定者:ある程度、定量的な情報
上司と部下のすれ違いが起こるのは、必要な情報のすり合わせができていないため
組織では、期待されている役割(=期待役割)がある
プロは、チームの中で求められていることと自分ができることを必死にすり合わせる
周りに勝てないと思ったら「スキマ」を探す
なりたい自分から逆算する
自分がどの立ち位置にいるかを意識することで、情報のインプットも変わってくる
「どうしたら周りの人と差別化できるか」という期待役割の視点から自分のスタイルを考える
感想
内田先生の出版記念イベントに参加したとき、御立さんの話をしていらっしゃったことを思い出しました。論理的思考では、御立さんに敵わなかったので、アイデアで勝負した、というお話でした。今回のこの部分は、そのことの話だと思います。
内田先生も、論理的思考は人並み以上に優れていたと思います。しかし、自分を上回る能力の持ち主がそばにいれば、その能力は能力として認められません。能力とはそのときのコンテクストによって決まる相対的なものです。真正面からぶつかってもどうにもならないので、なんとかスキマをみつけ、自分の強みとなりそうなものを育てていくしか道はないのだと思いました。
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