【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』28
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読書マインドマップ
読書メモ
Part2不確実性のマネジメント 08リアルオプション 夢ある事業に賭ける
方向転換の選択肢を残しておく
大賭けできるかもしれないが、当てが外れる可能性も大きい事業機会
→意思決定のポイントの参考になる理論の一つが、リアルオプションリアルオプション
「リスクを抑えながら、大きなチャンスに賭けていく」という発想で意思決定をする
方針転換する選択肢(オプション)を残しておき、不確実性をマネジメントする
マンションの手付金
手付金:権利を確保する
リアルオプションの基本的な発想
マンションの手付金のように、「コスト」を支払うことで、儲かりそうな事業機会を得る選択肢を確保しておく
事業がうまくいかないときには、「損切り」をする
デシジョンツリーや経済性分析などでは「やるべきではない」という結論になってしまう事業
→「実は実利を得るチャンスは十分にある」ということを論理的に説明してくれる
感想
会社を経営していると、伸るか反るかの判断をしなければならないことがたくさんあると思います。
注意しなければならないのは、機会の損失ではなく、「止め時」なのかもしれません。いつ「損切り」をするか、が、意思決定者に問われそうです。(もしかしたら、その判断を行う方法も、この本のどこかに書いてあるのかもしれません)
それにしても、さらっとですが、例え話がうまいと思いました。コンサルタント以外にも、例え話が上手い人がいますが、やはり、話がわかりやすいです。自分も実践したいと思います。
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