【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』52
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読書メモ
Part3「人間のクセ」を知る 11バイアス 人の判断には歪みが出る
Q11-3 4枚のカード(p.207)
→片面が母音であるとき、もう片面が偶数である規則が成り立つことを証明したい4枚のカードの中で母音は「E」だけ
→偶数かどうかをみなければならないもう1枚、裏を見るべきカードがある
→「7」のカード
→裏に母音が書かれていたら、規則が成り立たないこの問題を出したとき、「4」の裏を見たくなる人が多い
→裏が母音であっても子音であっても、この規則はなりたつ
→「4」を裏を見たくなるのは「母音の裏が偶数」と言われると、「4」の裏が偶数なのか確かめたくなるから「確かめてみたい」という人間の性質を「確証バイアス」という
→ビジネスにおいては、確かめる必要のない情報まで集めようとして、意思決定に時間やコストがかかってしまうことになる意思決定のために情報を集めるときには、「確かめるべきことは何か」を的確に選ぶことが欠かせない
感想
やはり、人間は、損や危険を回避する特性が強いのでしょう。自分の生存が危うくならないように行動する動物なのだと思います。
「確証バイアス」が論理的には誤りであることはわかるのですが、「何となく不安」という気持ちが頭をもたげてくるのだと思います。
その不安が実体を持たないことは明らかなので、この不安を認識し打ち勝つためには、ロジックの力を磨くのが一番なのではないかと思いました。
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