【読書メモ】永井孝尚『世界の起業家が学んでいるMBA経営理論の必読書50冊を1冊にまとめてみた』48
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第6章 社会と未来
48 日本の「安心」はなぜ、消えたのか(山岸俊男)
「集団」というタガが外れると、日本人は他人を信用せず、きわめて個人主義的に振る舞う
日本人は米国人よりも「赤の他人は信用できない」と考えて個人的に行動する
→日本人が他人と強調するのは、身内だけの安心社会にいるときだけ
→集団主義的な日本の農村が安心社会がであるため(個人同士の信頼がなくても動くため)日本企業は、安心社会から変わっていない
→都合の悪い情報は、身内だけに留めて隠しがち
→悪い情報も共有して、解決策をオープンに議論すべき安心社会から信頼社会になるには?
高信頼者:「赤の他人は信用できる」という前提
→「赤の他人にはいい人も悪い人もいる」と考え、リスクを取る
→信頼社会で必要な「信頼度検知力」がある低信頼者:「赤の他人は悪人だ」という前提
→協力関係を築こうとしない
→信頼度の予想力も磨かないフェアな信頼社会を維持する仕組みが、法制度
さらに現代では、「正直」の評判を保証する仕掛けも必要
→信頼社会では、管理・監視よりも、正直の行動し続ける人がトクをする仕組みが必要
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