【読書メモ】丸山俊一『働く悩みは「経済学」で答えが見つかる』16
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第3章 ケインズ先生、データ、AIは光ですか? ― デジタルと仕事編
現在の情報テクノロジーの進歩は、恩恵を受ける層に偏りがあるとも言える
また、新しい技術は、人々から職を奪いつつある
→社会の二極化や分断などの事態をもたらす可能性がある(アメリカにおいて)新しいテクノロジーは、上位10%だけに恩恵を与え、残りの90%を圧迫してきた(ダニエル・コーエン)
デジタル革命は、働き手を必要としていない
病院、教育分野、老人養護施設など、人間の労働力を必要としている仕事はたくさんあるが…
→産業革命時と比べて、仕事に就く技能のハードルが高い
→サービスの料金が高い(その分野の生産性が上がっていない)テクノロジーのほうが、人間の労働力より、市場における価値が高い
=成長分野で適切な賃金を得ながら働くことができない
=以前よりも生産性の低い分野で、低い賃金に甘んじなければならない
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