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自分を選んでくれる確率が減っていく時代

最近の悩み事はと聞かれたら「痔」と答える、20歳大学生こと’じじい’です。
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今回は「自分を選んでくれる確率が減っていく時代」というテーマで、なんだか怖いですが絶対に押さえとかなきゃいけないことについて書かせていただきます、よろしくでーーーす!


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本題に入る前に、今回のお話は下記の記事を参考にさせていただいております。かなり勉強になりますので絶対チェックしてみてください(あの乙武さんもおすすめしてたよ)↓
・「親ガチャ」という言葉が、現代の若者に刺さりまくった「本質的な理由」


ではいきましょう。

上の記事の中でも書かれていましたが、昔に比べて人間関係に対する満足度が上がっているらしいです。みなさんはどうですか?僕は中学校のときが楽しすぎてそのときに比べるとやや劣りますが、それでも今の人間関係に満足しています。もう少し気心知れたお友達が欲しいなあとは思いますが、これといった不満や悩みはありません。自分自身こういった感じなのですが、年々人間関係に満足する割合が増えているのはかなり意外に感じました。だって、SNSをみんなが使うようになってダイレクトにつながっているかいないかが可視化されるじゃないですか?より「どこのグループに属しているか」がはっきりしていくので、昔に比べ仲間外れとか孤独感が感じやすい状況にあるのではと思っているからです。また、友達のインスタのストーリーを見て「羨ましい」「なんで誘ってくれなかったんだろう」といったような感情が毎日湧きやすい環境でもあるわけで、こういったところからも満足度が上がっているのが意外に感じました。

やっぱり、昔と今で大きく違うとこは「インターネットがあるかないか」です。インターネットが普及しSNSを使うと、普通に生きてたら絶対に巡り合っていなかったであろう人とも繋がれます。また、共通の趣味を持つ仲間とも繋がりやすくなったので、そういった観点から人間関係に対する満足度が上がっていると上の記事では書かれています。
逆も然りで、今までつながっていた人が嫌になったらすぐにブロックできます。そうすることで実際に対面するときも「ブロックされた」という事実があるため相手もあまり関わってこなくなります。嫌な人をすぐに切れるという環境も、満足度に貢献しているでしょう。
要するに、誰とつながって誰とつながらないかという「人間関係の流動性」が増したのが大きな要因のひとつというわけですな。

さて、SNSによって人間関係に流動性が生まれたのがわかりました。ここまでを見るとメリットしかないように感じますが、実はそうではなくて、タイトルにもあるとおり「自分を選んでくれる確率が減っていく時代」に真っ先に進んでいるという面もあります。

先ほど、「誰とつながって誰とつながらないか」を自分が自由に選べると話しました。あなたはTwitterを鍵垢にして好きな人だけをフォロー容認することができます。好きではない人や興味のない人からのフォローリクエストは断って、自分で好きなように人間関係を構築できます。しかしどうでしょう、あなたが気になる人がいたとして、その人もあなたと同じく鍵垢だった。その人のツイートやフォローしている人を見たりDMを送るためにはフォローリクエストを送らねばなりません。勇気を振り絞って送ってみた!が、結果は残念だった…

あなたが関わる人間を好きなように選べると同時に、相手もまた好きなように選べます。あなたと同じく相手も嫌いな人との縁はすぐ切ります。流動性が高まったことによって、僕たちは誰と繋がるか自由に選べるようになったのと同時に、選んでもらえなくなる確率も上がったのです。先の紹介させていただいた記事から一部引用させていただきます。

『自分が相手を選ぶ自由の増大は、相手が自分を選んでくれないかもしれないリスクの増大と表裏一体』

こういった側面もある、というわけですね。

またさらに、先にも言いましたがSNSはつながっているかつながっていないかがはっきり可視化されます。よって、相手に断られたということもはっきりとわかるわけです。自分が選んでくれなくなる確率が高まっただけでなく、選んでくれなくなったという事実がよりはっきりとわかるようになった、というのが昔とは違う現代ならではの特徴です。やなこった。

ほんでもってもっと踏み込むと、SNSで人間関係がはっきり可視化されハブられたこともすぐわかるようになると、今属している集団からハブられたらどうしよう、という不安が大きくなります。なるべく嫌われないよう、自分の本音は隠して周りの人間に合わせます。もしグループ内に嫌いで関わってほしくない人がいたとしても、その人と縁を切ればグループ内に亀裂が入り、自分だけがハブられてしまうかも知れません。結果、流動性を高めるはずのSNSのせいで、言いたいこともいえず関わる人間も選べないといった人間関係の固定化、という全く逆の減少が起きているとこもあるでしょう。僕らは本当に自由になっているのでしょうか。


そんなこんなで今回は人間関係に対する満足度が上がっている要因について、そしてその後ろに隠れた怖い事実についてお話させていただきました。このお話から僕らはどのように生きたらいいのか、明確な答えはありませんが、僕なりに少し感じたことがあったのでそれもまたの機会にお話しできたらいいなあと思っておりまーす!ありがとうございました!


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