パーソナルブランディングの基礎の「基」
こんにちは、国武凜(くにたけりん)と申します! 「LUXER MOON(ルクサームーン)」というピアスブランドのオーナーをしたり、大阪ミナミのホストクラブ「ATOM ROYAL」でホストをしています!
ブランディングとは?
僕は自身のピアスブランド「LUXER MOON(ルクサームーン)」を約3年?ほど運営しているので、ブランドやブランディングに関してははちゃめちゃに勉強しております。
そんな僕が考える「ブランディング」とは、ビジネス的には「客単価をあげること」であり、抽象的には「顧客が対象に抱く肯定的なイメージの質をあげる」ことです。
例えば客単価を上げるには、その分野で顧客が最初に思い浮かぶブランドにならなきゃいけない。換言すると第1想起率を上げなきゃいけません、ハンバーガーという分野を聞くとまず最初にマクドナルドを思い出したり、女性向けの高級ブランドと言えば最初にCHANELを思い出したりするように。
ブランディングの神は細部に宿ります。
こういった細かい作業によってできた総和がブランドと呼ばれるものです。
さて、このブランディングの対象を個人に向けた「パーソナルブランディング」が今日の主題でありますが、結局これも
「対象である個人に抱く肯定的なイメージの質をあげること」
に他なりません。
僕はホストを初めて約半年ですが、沢山の経験とアドバイスを頂いて思うのは、ホストとはまるで一人一人が店舗を抱えているようなビジネスだったりします。
店舗でいう外装がホストで言う見た目で、
内装が人間性や気遣い力や謙虚さで、
立地がどこで働くかであり、
それぞれ全く違うポジショニングやマーケティングがあり、
時には店舗どうしが仲良くなって自身のお客様に紹介することもある。
ホストにとってパーソナルブランディングは欠かせないことであり、その中でも特に「どの分野で第1想起率を上げるか」という"ポジショニング"ははちゃめちゃに重要だったりします。
そんなパーソナルブランディングですが、今日は基礎の「基」について語っていきます!!
一人称とラベリング
僕はケースバイケースで一人称を変えます。
例えば自分が担当であったり、担当を探してる女の子に接客させていただく時は「俺」で、逆に他の方の女の子でヘルプの身として接客させていただく時は「僕」。
ファッションバイヤーMBさんは、まだ影響力が今よりなかった時、ブログではあえて一人称を「私」としていたらしいです。
これは世間的なイメージを用いたラベリングという手法です。
「俺」という一人称には「男らしい、ついていって安心出来る存在、偉そう」みたいなイメージがある。
「私」という一人称には「誠実さ、その道のプロ」みたいなイメージがある。
「僕」という一人称には「目上の人に使う一人称、可愛らしい」というイメージがある。
このイメージを逆手にとって一人称を場面場面で使い分けることで、僕に対するイメージがAさんとBさんで全く異なるなんてことはザラにあります。
別の話で行くと、僕はキャラクターをポジションでわけています。
ひとつの事業を立ち上げ、自身がリーダーの立場に経つ時は基本「頭のいい」「誰よりも努力してる」そんなキャラを演じます。
一方で今の僕みたいにホスト初心者でプロに囲まれてる状態の時は「アホ」「いじられキャラ」を演じます。
どれも全部本当の自分なので演じているという言葉を使うとなにか誤解がうまれそうですが、使い分けてるのは確か。
一人称というこの細かな作業が、ブランドを形成するにあたりとても大切な要素になったりもするんです。
また一人称ではなく二人称でもこれは役に立ちます。
「あなた」と呼ぶか、名前で呼ぶか、それともニックネームで呼ぶかで、信頼関係の構築に要する時間は全く異なります。
これが「ラベリング」です。
ぜひ参考にしてみてね!