ターゲット選定の重要性
こんにちは、国武凜(くにたけりん)と申します! 「LUXER MOON(ルクサームーン)」というピアスブランドのオーナーをしたり、大阪ミナミのホストクラブ「ATOM ROYAL」でホストをしています!
このままだとカラオケが無くなる...!?
毎朝「Voicy」という音声プラットフォームにて、キングコング・西野亮廣さんとファッション・バイヤーMBさんの配信を聞いております。
先日、MBさんが「カラオケについて思うこと」というテーマで配信されておられました。
その配信をぜひ聞いて欲しいので要旨だけお話すると、多様性の時代に入り隣の人と自分の趣味・嗜好が全く異なるケースが増えた今、友達や家族とカラオケに行ってもお互い歌ってる曲が全く分からないケースも増えるから昭和の有名曲や平成の有名曲など誰もが知る曲が結局最強だよね、といった内容を話されていました↓↓↓
みんなと楽しみを共有できない(多様性が加速した時代の)歌を歌っても仕方ないから、このままいけば昭和や平成の有名曲を知らない若い人が増えていずれカラオケはなくなるのでは?といった仮説も提唱されていて非常に興味深い内容でした。
個人的にはカラオケがなくなる未来は見えません。理由は主要なカラオケボックスのターゲットが徐々に昭和や平成の有名曲を知らない人達にシフトしてるからです。
例えばジャンカラは最近「ソフトクリーム食べ放題」を打ち出しているのですが、あれはソフトクリームが大好きな子供たちを抱えるファミリー層に足を運んでいただくための戦術だと思っています。
そこでママやパパは1部屋分の料金を払うわけですが、別にママやパパが歌いたいわけじゃなくて、ソフトクリームも食べたいしどんちゃん騒ぎしたい子供のストレス発散のための対価としてお金を払ってるわけです。
大人が知らない最近の曲を子供が歌ってても楽しんでくれたら彼らはばんばんざいで、つまりカラオケは塾のビジネスモデルみたいに、サービスを受ける人とお金を払う人が別れてるわけです。
こんな感じで、ビジネスにおいてとても大切なのは「ターゲット選定」です。
誰をターゲットにしてサービスを享受させるか、そしてケースバイケースで誰にお金を払わせるかも分けて考えることがとても大切です。
今日はそんな話を軸に展開していきます🔥
ホストとして売れるには
大阪ミナミのホストクラブ「ATOM ROYAL」でホストを初めて半年経ちました。
新人の方が増えてきて先輩としての面も持ち始めた今、彼らにたくましい姿を見せるために今日も今日とて
・Tiktokライブ
・自分磨き(ダイエット、筋トレ、肌のケア)
・接客スタイルの熟考
などを行っております。
そんな中でも大切なのは、今日の話の軸である「ターゲット選定」です。
担当がいない、初めての来店でこられる初回のお客様に5分間接客させて頂いて、自分のことを応援してくれるファンになって頂きたいとひたすら頑張るわけですが、半年以上やって思うのはやっぱり自分の得意・不得意があるということ。
例えば僕の場合でいうと
・超イケメン
・スタイルがいい男性
・クールな人
・可愛い人
を求めてるお客様にはなかなか刺さりません。
良くやりがちなのが、こういった自分が苦手な層に対しても指名が欲しいからとあれやこれや試すわけですが、ターゲット層を広めると次は深く刺さりづらいという問題が起こります。
だったらはなからそういった苦手な層はターゲットから外して、僕が得意とする「男らしい人」「面白い人」「ホストに行ったことがない人」などに全振りした方がいい。
例えば男らしい人が好きな人に対しては「スーツを着る」とか「髪の毛をあげる」など。
面白い人が好きな人に対しては「飲みげーでメインで接客する」など。
これだとスーツじゃなくてゆるっとした格好で前髪ありでクールな人を求めてる人にはいっさい刺さりませんが、そもそもどんなイケメンでもどんなビジネスでも全員に惚れられるなんて無理なんだから、だったら1部の層に嫌われるのを覚悟でターゲットをしぼった方がいい。
全員に受けようとすると全員に受けないのがこの世界。大切なのはどの層を諦めるかという思考で、そのための「ターゲット選定」がとても大切だよというお話でした🔥