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おしゃべりが苦手、隠キャ&コミュ障の私だからこそ営業No.1になった秘訣教えます。
〜共感力の教科書〜
はじめに
みなさん、こんにちは。
現在、IT企業で営業成績トップを走っている山田杏子です。
...と、こう書くと、きっと想像するでしょう。
ハキハキとした声で、テキパキと商談をまとめる、バリバリの営業ウーマンを。
でも、実際の私は...
・人見知りで
・無駄話が苦手で
・居酒屋の大人数の飲み会は全力で回避したい
そんな、典型的な「陰キャ」でした。
今でもです(笑)
「えっ、それで営業トップ?」
はい。むしろ、「コミュ障」だからこそ、成果を上げられたんです。
なぜなら、私には「話す力」はなかった。
だから、代わりに「聴く力」を極めるしかなかった。
この本は、そんな私が出会った「バケツ理論」と「5つの魔法」についての物語です。
おしゃべりが苦手な人
人見知りな人
コミュニケーションに自信がない人
この本は、そんなあなたに届けたい。
「不器用だからこそ、できること」があると、私は信じています。
第1章 「コミュ障営業ウーマンの告白」
「山田さんって、昔から営業向いてたんでしょう?」
新入社員によく聞かれる質問です。
思わず苦笑してしまいます。
私の最初の仕事は、アパレルショップの販売員。
「おしゃれな制服を着て、お客様と楽しくおしゃべり」
...という妄想は、初日で崩れ去りました。
「このワンピース、素敵ですよ!」
「他にも、こちらの色もございまして!」
明るく話しかける同僚たち。
その横で、棚の整理を黙々としている私。
接客は苦手、おしゃべりは苦手、自分から話しかけるのはもっと苦手。
「向いてないかもしれない...」
そう思って就活して入ったIT企業。
でも、配属された先は...営業部門でした。
「えっ、私が...営業を...?」
当時の私は、これが人生最大の災難だと思いました。
でも今は、最高の幸運だったと感じています。
なぜなら、私は「普通の営業」になれなかった。
だから、「自分なりの営業」を見つけるしかなかった。
「コミュ障」だった私が、どうやって営業トップになったのか。
その秘密は、意外にシンプルでした...。
第2章 「バケツ理論との出会い」
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