顔写真をみていると「怪物」が出現! ~ 性格と姿勢の人間論
20代前半ぐらいまでは、「自分は何者?」、「何をしたらいいの?」などに悩むのが普通ではないだろうか。
私の場合も、自分という存在に全く納得できていなかったので、他人にどう見られているか気になるし、自分をよく見せようと無駄な努力もしたりと、他者に対しては過度の反発と称賛、自分に対しては根拠なき自負と自虐的な劣等感の連続だった。
そういう80年代の青年期に、ふと買った本が、別冊宝島シリーズ(ジック出版局)の一冊「性格の本」で、その中でも、きわめて異質で衝撃的であったのは、「顔写真