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noteデビュー記事をリベイクしてみた(note5ヶ月)


6月23日にnoteを始めてから
早いもので もう5ヶ月が経ちました

その間、私のつたないゴリラ記事を
読んで下さった全ての方へ
感謝の気持ちで溢れてます

開始当初から思っていた
noteをある程度続けていられたら
やってみたかった事の一つを
今回 やってみたいと思いまして...

こちら、私の最初の投稿記事です。
深夜1時ぴったりに合わせるくらい
思いを込めて投稿ボタンを押しました↓

最初のクリエイター名で
ゴリラでも何者でもなかった
「スシ詰め太朗、」の処女作を
5ヶ月後のゴリラが
温め直しリベイク」したらどうなるか

企画倒れたらめちゃくちゃ痛い💦
それでも「やってみたい」が溢れ出す!

それでは、どどどうぞ。


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ある日の心療内科の診察室で...


「こんにちは。体調の方はいかがですか?」
「先生、いつもの手書きメモを忘れたので
スマホの空メールに症状を書いてきました。」
「見せてもらうわ...あら、今まで気付かなかったけど
あなた小説読むの好きでしょ。」
「先生、突然何を言い出すんですか。
全然読んだ事ないですし時間が取れません。
大人の百科事典くらいしか読めないです。」
「この空メールに書いてある症状の経過報告、
内容が事細かいのに分かりやすいの。
この前のミミズみたいな文字のメモ用紙とは大違い。」
「大人の百科事典と言っても官能小説よね。」
「いえ、写真ばかりの真っ当な百科事典ですよ。
何ならDVD付いて二度美味しいヤツです。」
「とてもそうは思えないわね...そうだわ!
次の診察日にエッセイ書いてきて貰おうかしら。
一週間もあれば書けるでしょ。」
「いや、マジでちょっと待って下さい。
僕が書く文なんて、した事作文にしかならないですって。」
「そんな事無いと思うわ。
来週、楽しみにしてるわね。」


「...嘘だろ、おい!?」


人生をそれなりに長く過ごしてきたつもりの自分だが
今まで全く気づいていなかった適正を
ひょんな事から見出された
...のか?

「出来れば動物系のエッセイが好みだわ。」



そして、翌週の診察室


「さて、宿題のエッセイ、読ませて貰おうかしら。」
「先生、一応書いてみました。
引っ越してきた祖母の連れてきた猫のエッセイです。
自信はありませんが...」
タイトル「君」と「毛玉のセーター」。
「思った通り!素敵なエッセイじゃない。
どんどん書き溜めて、公募してみるといいわ。
リハビリにもなるし一石二鳥よ!」 
「そんな、大げさ過ぎますって!
エッセイ書くったってそんなに興味引くネタ
持ってませんよ!!」
「そうなの...とりあえず
あなたの日常生活を診察日に私に書いて見せてくれる?
あと、投稿サイトを活用するのもアリね。」
「いや先生、先週の診察日から
どうかしているとしか思えないんですが...」
「私は至極真っ当な事しか言ってないわよ。
これから頑張ってね、ヨ・ロ・シ・ク🩷」


「...うっそだろ、おーい!!?」


「まだメンタルがズタボロなのにノルマかよ...。」


かくして、自分は
「エッセイ風の文章書き」を始める事に

週一度の診察の度、先生に
書いてきたエッセイ(?)を見てもらっては
評価や添削をされ続ける日々...
気が付けば
書く事が好きになり始めてる自分がそこにいた
駄菓子菓子
肝心のSNSへのエッセイ投稿には
一歩踏み込めないでいた


それから一年ほど経った頃の

ある日の診察室


「最近、顔つきが変わって来た様に見えるわね。
前より目つきに自信が見て取れるわ。」
「はい。先生にエッセイを書く様に言われてから
見ること、感じる事を強く意識する様になりました。」
「そうよ、うつ病は回復期に入ってからは
ただ休んでいれば良い訳じゃないの。
脳をある程度使う事も大切なのよ。」
「せっかく持って生まれた能力を持ち腐れにする。
人生でこれ程勿体無い事は無いのよ。
誰にでも当てはまる事。」
「人生を豊かにするのは感性なの。
仕事はその為のオプション。その仕事に囚われ過ぎて
逆に人生を壊してしまったのが今のあなた。」
「見つけてあげた種なんだから
しっかり芽吹かせて育てる事ね。
今は苦しくても、いつかあなたの力になる。」


「...先生、俺書いてみる。
もっともっと書いてみたい!」


「やっとその気になったようね、じゃあ...
この前話してたnoteってサイトに登録して
来週までに一本記事を投稿しなさい。」
「いや先生、まだ心の準備が...
SNSに自分のエッセイとかまだ負担が大きい...」
「鉄は熱いうちに打てって言うでしょ。さあ、
いってらっしゃい❤️」

その日の深夜...

「はじめまして、スシ詰め太朗、です。」


noteデビューして、今に至る。
そして


路地裏に迷い込んで...


帯小説ならぬ、帯エッセイになりました。



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