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感動介護革命:カカオ革命から学ぶ社会企業としての介護

「カカオ革命から学ぶ介護革命」についてお話ししたいと思います。

カカオとガーナの物語
私がたまたま見かけたYouTube動画からインスピレーションを得たのですが、そこで紹介されていたのは、ガーナでチョコレート工場を作った社会企業家、田口愛さんのストーリーです。彼女は、ガーナで育てられているカカオの実情を目の当たりにし、現地の人々が自分たちの生産するカカオがどう使われているかを知らず、さらにチョコレート自体を食べたことがないという驚きの事実に直面します。

そのギャップに心を動かされた田口さんは、現地でチョコレート工場を立ち上げ、ガーナの人々がそのカカオから自分たちの手でチョコレートを作ることを決心しました。
これは、単なるビジネスではなく、彼女自身が幼少期に経験した「チョコレートの特別な意味」に深く根ざした行動でもあります。

田口愛さんのチョコレート物語
田口さんはチョコレートが大好きです。
チョコレートが大好きだった曽祖父からもらったチョコレート。
頑張らなくてはならない時、挫けそうになった時
大切に一粒一粒いただき、勇気づけられていた幼少期が原風景です。

カカオ革命から介護革命へ
この「カカオ革命」の物語を聞いて、私はすぐに介護の世界にも通じる部分があると感じました。

田口さんの取り組みは、単なる利益追求ではなく
現地の人々の生活を豊かにし、社会課題を解決することを目指しています。
同じように、介護の現場でも、ただのサービス提供に留まらず、利用者やその家族の生活の質を向上させるための取り組みが求められています。

介護もまた、長い間当たり前とされてきた慣習やシステムが見直される時期に来ています。
まさに、カカオ農家が自分たちの生産物の価値に気づき、豊かさを手にするように、介護に携わる私たちも、従来のやり方を超えて新しい価値を見出し、提供していくことが必要です。

介護の未来と社会課題の解決
高齢社会に向けて、日本の介護はますます重要な役割を果たしていくでしょう。

しかし、それは単なるビジネスの拡大ではなく、社会課題の解決を伴うものでなければなりません。

田口さんがガーナの人々と共にチョコレート工場を築き上げたように、私たちも高齢化社会に対応するための新しいアプローチを考え、実行していく必要があります。

彼女の挑戦は、多くの困難を乗り越えて成し遂げられたものです。彼女が5回もマラリアに感染しながらも活動を続けたという話は、まさに命をかけた取り組みの象徴です。

私も、感動介護の未来を作るために、熱意と決意を持って取り組んでいきたいと思います。

この話を介護の現場に結びつけて考えると、私たちが提供するサービスもまた、単なる商品ではなく、人々の生活を豊かにするものでなければならないと強く感じました。

これから、ここから
感動介護の未来を創り上げていくために、学び、考え、実行していきます。

Podcastも「ながら聴取」をしてみてください。

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