老いを引き出す力:紙芝居を通じて記憶と未来を繋ぐ
紙芝居の力
紙芝居を介護に活用する意義
今日のテーマは「老いを引き出す力」についてです。
昨日は3時間、金本さんと紙芝居の作り方について学びました。クラウン活動をしている金本麻理子さんは赤い鼻をつけた衣装で、パフォーマンスをしている方です。アメリカのクラウンドクター・パッチ・アダムスさんと共に活動しています。病気の人や戦争の中にいる人たちを励ます活動をしています。その中で、紙芝居を介護の仕事や人を支える仕事にどう活かせるか考えています。
紙芝居で人生を振り返る
紙芝居を使って、その人の人生を振り返ることを重視しています。自分の経験を基に、紙芝居を作り、介護の中で重要なことを伝える立場になっています。昨日は実際に紙芝居を作ってみて、そのプロセスについて学びました。その中で、出会った人や重要な出来事をどのように紙芝居の材料にするかを考えています。
紙芝居から学ぶ大切な教訓
選んだテーマは、三浦綾子さんの書いた「氷点」という本で、この本が私の人生に大きな影響を与えました。なぜこの本に出会ったのか、その時の状況を思い出しながら、背景を探っています。中学校の時にこの本を読んだことが、私の人生を考えるきっかけになりました。その時に感じたこの町を離れて成長したいという気持ちが、今の自分を形作っています。北海道を舞台にしたこの本を読んで、自然やシナリオに登場する人物を通じて、自分の人生や心を育ててきました。その振り返りが記憶を蘇らせています。
これから、ここから
この本に出会った理由や、読んで何を思ったかを深く考えることで、点と点の記憶が線で繋がってきます。そして、父親との関係を振り返り、どう思っているかを考えます。小学校、中学校の頃の父親との関係や、父が私にどんな期待をしていたかを思い出しています。これらの経験を通じて、紙芝居を活用することの深い価値を再確認しました。皆さんにも、自身の記憶を振り返り、新たな発見をしていただければと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【Podcast】老いを引き出す力
金本麻理子さんの紙芝居作成から
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