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「働きながら学ぶ」を考える

おはようございます。

3連休でやりたかったこと第一弾。noteをかくこと。

テーマはTwitterでプチバズしたこちら。

半年間勉強してきた結果、無事、志望していた経営大学院に合格することができました!パチパチ。

わたしが進学するのはこちら、立教大学大学院経営学専攻 リーダーシップ開発コース(LDC)というところになります!

日本初「リーダーシップ開発 × 大学院」
「人づくりと組織づくりの大学院」教育プログラム始動
2020年から開始される立教大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 リーダーシップ開発コースは、「豊かな経営学知識」に基づきながら、「次世代のリーダーシップ開発(人材開発・組織開発)」を企業・組織で推進することのできる高度専門人材を育成することを目的にした、まったく新しい大学院です。
立教大学大学院  経営学専攻 リーダーシップ開発コース webサイト

3年前に人事の仕事を担当するようになってからというもの、人と組織に関する興味がどんどんと強くなっていきました。

読書に没頭したり、globisの講座を受けたり、newspicks newschoolに通ったり、作家さんとの本づくりに参加したり。

じぶんの『好奇心』にしたがった結果、大学院で学ぶという選択肢を選びました。(そして無事、合格できました)

お世話になった人や周囲に報告すると、こんなリアクションもありました。

「働きながらなのに偉いね」

で、わたしはそれに対して、はてなマークでした。偉いというのは、なんだか、違う。むしろ、いつもこう感じてました。

ー学ぶってたのしい!
ー学ぶって幸せだな

そうなんです。たのしいからやってるんです。という実にシンプルな話。

加えて。

ー学ぶための工夫がわかってきたな

そんな感覚を得ました。

というわけで、半年間を振り返りながら、「働きながら学ぶ」を考えてみたいと思います。ではいきましょう!



1.学びは幸せにつながる

わたしが学ぶ予定の立教大学大学院にいらっしゃる中原先生のブログを勝手ながら紹介させて頂きます。わたしは中原先生の記事を、勉強しながら常に拝見していました。で、こちらの研究はめちゃめちゃおもしろかった。

パーソル総合研究所、ベネッセコーポレーションそして、中原先生の共同研究で、「ウェルビーイング」と「学び」の相関を分析されていました。そして主に得られた知見がこちら。

「はたらくことをつうじて、幸せを感じている」状態かつジョブパフォーマンスの高い層を「幸せな活躍層」と定義したとき、以下のような調査結果があった。
1.「学びや学習に前向きにとりくんでいる」人が全体と比べて1.8倍多い
ウェルビーイング×学びの大研究 報告書

太字の部分。簡単にいってしまえば、「幸せに活躍している大人」は、そうでないひとに比べて、1.8倍のひとが「学んでいる」ということになります。これは、「学び」と「ウェルビーイング」の相関を示していますよね。

「学ぶってたのしい!学ぶって幸せだな」というわたしの主観は、まちがってなかったな、と感じた研究結果でした。ただ、もちろん「たのしいから学ぶ」という目的だけでもありませんでした。

2.学びは世界をひろげる


さきほどの調査結果の続きです。

(「幸せな活躍層」は)
2.人を巻き込んで学んでいく「ソーシャル・ラーニング」の学び特性を持っている
ウェルビーイング×学びの大研究 報告書

「幸せに活躍している大人」は、そうでないひとに比べて、約4倍のひとが「人を巻き込んで学んでいる」と言えるとのことです。これもなかなかおもしろい。

半年前(わたしが勉強し始めたころ)、中原先生の著書である『学びの教科書』を読んだ感想をこちらでシェアしておりました。

大人の学びの3つの原則に、「つながりの原理」をあげられていました。

これは、成長には他者からの支援が不可欠であるという原理原則のことです。心理学の研究では、「人が学習するには他者が必要」というのです。人は、一人ではなかなか変わることのできない脆弱な存在であると。だからこそ、他者を鏡にしながらかわっていくのがよいといいます。

実際に、社会人大学院に通われている先輩や友人の話を伺うと、こんなお話をよく伺います。

「高い志をもっていっしょにまなぶ仲間ができた」
「年代や業種を越えて、ネットワークがひろがった」

わたしはこれを、大人の学びは世界をひろげるということだな、と思いました。じぶんだけは限界のある認知の枠を大きくひろげてくれる。そしてそれは仕事でも生活でも新たな選択肢をもたらす。ひいては未来、キャリアを広げていくことにもつながる。

わたしが本格的に学ぶのはこれからですが、入学に向けて学んだ期間においても、実に多くの方と出会い、世界がひろがりつつある感覚を持っています。ありがたいオファーを頂くことも増えました。学ぶことは、そんなメリットも結果的に与えてくれるのでしょう。


3.学びつづける5つの工夫


とはいえ、大人の学びの最大の敵は「時間がない」だと思います。だから、「継続」するのが大変。わかります。時間を切り出すのはほんとうに大変ですよね。わたしはシングル世帯なので自由な時間もとりやすいのですが、子育てされながら学んでいる方のお話を聞くと、すごいなと感じます。

時間の切り出し方は環境に大きくよってしまうと思います。なので、ここでは「いかに継続するか」という観点で、わたしが工夫してきたことを、5つふりかえりたいと思います。

①目的の明確化


勉強をはじめる前に。夏頃に、ありたい姿を明確に言語化したことで、途中で迷うことはありませんでした。目的が曖昧だと、続けられなかったと思います。だって大変だから。笑

ビジョンをつくるためには?わたしはキャリアコーチのお力を借りました。


②ルーティーン化


わたしは継続が苦手です。根はきっと、だらしないのです。だからこそ、徹底的にルーティーンにこだわっています。仕組みで解決しようとしています。

具体的には、毎朝5時に起きて、分単位で時間割をつくっています。また、休日の勉強時間もタイムテーブルをつくっていました。


③メンターさがし


素敵な人との出会いは、なによりありがたく、感謝しています。わたしは入学したいコースに在籍中の方を、知り合いを通じて(たまたま)ご紹介いただきました。受験までに3回オンラインで相談し、願書に必要な研究計画書も、2回レビューをお願いさせて頂きました。

正直、大学院の世界はまったく縁がなかったので、知らないことだらけ。なので、社会人として実際に取り組んでいる方のお話はとても貴重でした。そしてお話を伺うことで、さらにモチベーションもあがりました。(お忙しい時期にいろいろと相談してしまったので、もっとスケジュールに余裕を持ちたかったと反省しております!)

また、大学院を受けようと思ったとき、背中を押してくださったのは、心のメンターである北野唯我さんです。北野さんとの1on1を通じて、わたしはじぶんのさずかったギフトに気付けたと思います。


④フィードバック


研究計画書をレビューしてもらった人数は、計8名の方にお願いしていました。メンター、グロービスの先生、オンラインサロン仲間、コーチのみなさんです。

こちらもわたしは年末年始にお願いするという暴挙に出てしまったのですが(反省)、スケジュールは改善するとして、多面的に指摘を頂けたことは多くのことに気付けました。またそれを通じて、じぶんのやりたいことがクリアになっていった感覚もありました。

ひとりで勉強していても、おそらく続かなったし、質も上がらなかった。ひとにフィードバックを自ら求めることが、学ぶためにはとても大事だと痛感しました。


⑤宣言効果 


すきあらば他人に宣言して自分を追い込んでいました。やらざるを得ない環境をとにかくつくる。逃げ道をふさいでいました。笑

年始もnoteで抱負を書きましたが、そのひとつめが「社会人大学に合格する」でした。気づいたら、まわりの期待に応えようという気持ちもじぶんを支えてくれていたのかもしれません。そういう意味でも、理解してくださった周囲になにより感謝です。(上司には半年前から話してました)




以上、「働きながら学ぶ」を考えてきました。

大人の学びは、幸せにつながる。

そして、世界をひろげる。

だから、学び続ける工夫をして、継続していきたい。

これからもいっそう、学び、シェアしていきたいと思います!

それではよい三連休を!
Have a nice day!!

りく

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