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致命的な失敗を繰り返した先に見えた「信じられない仕事と家庭の真実」

こんにちは、りくひろです。

30歳子持ちサラリーマンが資産5,000万円になった経験をもとに、X(@RIKUHIRO7)で資産形成について発信しています。

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2024年にはKindle本も出版、Kindle最高21位、FIRE戦略を学びたい方はご覧ください。


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私が発信活動をするなかで

「失敗した経験はありますか?」

という質問をよくいただきます。

おそらく、株で大損した話、借金した経験談などを聞きたいのだと思います。

私も期待にこたえたいので、

「アルバイト時代から貯めていた貯金も新卒の給与も、リーマンショックでほとんど無くなりました」

なんて話をしたり

「300万円の投資詐欺にあいました」

とか話しています。

これも、嘘ではありません。

ただ、実を言うと、300万円失おうと、貯金がゼロになろうと、

そんなのは私の人生では大した話じゃありません。

もっと深刻な失敗をたくさんしてきたからです。

お金の発信を始めて

「考え方が勉強になります」

と言っていただく機会も増えました。

もしそう言っていただくような話ができていたとしたら、

それは、私が勉強してきたからではありません。

「致命的な失敗」を繰り返してきたからです。

家庭崩壊。

命に関わる病。

これは私の行きすぎた行動や

思考の甘さによって引き起こされた失敗の結果です。

こんな言い方をすると

「ムダに責任負いすぎ」
「根拠がない」

と思うかもしれません。

でも、それは違います。

なぜなら、これは多くの方が通る、「パターン化された話」だったからです。

この知識があるかないかで、人生は大きく変わります。

偶然を偶然と見なすな。偶然の意味を知れ

成功者の告白

これは今回の記事の大きなテーマです。

まずは私が、どのような「致命的な失敗」をしてきたのかお話します。

楽しい話ではないので周りには言いません。

ですが、同じ失敗を繰り返すひとが少しでも減るなら話してみようと思います。

なぜ毎晩のように離婚を突きつけられるのか

私の場合、20代は、会社員として、仕事一筋の生活を送っていました。

もともと能力やセンスが高いタイプではなく、

最初は成果が出なかったものの、見よう見まねで、がむしゃらに働いていました。

すると、徐々に成果が出始め、周囲に認められ、給料もポジションも上がっていったのです。

この頃は、仕事にやりがいがあり、

「仕事が楽しい!」

と思っていました。

うまくまわり始めたのは、仕事だけではありません。

もともと投資や資産形成に関心があった私は、給料を資産運用にまわすことで、着実に資産を増やしていったのです。

30歳になる頃には、子持ちサラリーマンながら、資産は5,000万円を超えていました。

その一方で、妻は、家族も親戚も周りにいない環境で、育児を1人で担ってくれていました。

しかも長男と次男の2人。

本当に、想像できないほど大変だったと思います。

ですが当時の私は、全くそんなことはお構いなしでした。

家族の誰よりも早く起きて出社し、帰宅は家族が寝静まってから、家族と顔を合わせるのは週末だけという生活が当たりまえになっていました。

子どもたちは、見慣れない私の顔を見ると泣き出すほど、遠い存在です。

また、当時の私は、「時間をお金で買う」という発想もなく、育児の大変な時期にも相変わらず節約生活をしていました。

家にはいない、
お金にはケチくさい、
投資ばかりしている。

当時、妻からは何度も離婚を切り出されました。

「大事なときに家にいない」
「育児の大変さを何もわかっていない」
「お金は増えても、全く幸せじゃない」

ある時期は、毎晩こんな話をしていたと記憶しています。

お互いヘトヘトでした。

それでも私はその場を何とかやり過ごし、また変わらない日常を繰り返していました。

そして、事件が起きたのです。

不幸の連鎖の始まり

街中でベビーカーを押して歩いていたとき、妻が突然歩けなくなり、倒れ込んでしまいました。

慌ててベンチを見つけて休みましたが、一向に歩けるようにはなりません。

どうして良いか分からず、救急車を呼びました。

全身の力が入らず、立ち上がることもできません。

急いで、検査もしてもらいましたが、結局、原因は特定できませんでした。

その後しばらく妻は安静にして過ごし、徐々に回復。

再発することもありませんでした。

私は安心して、また仕事に没頭する日々に戻りました。

忙しさはさらに増し、海外出張に行く機会も増え、組織のなかでも中心的な役割を担うようになりました。

やりがいと言うよりは、成果を出すプレッシャーにも追われ、週末も仕事をするようになりました。

妻と子どもたちへの負担は増えるばかりです。

しかし、今度は、私自身に事件がおきました。

ある日、出社してデスクでカバンを開けていると、突然、激しい頭痛に襲われたのです。

それはもう、立っていられないほどの頭痛で、意識が朦朧としてきます。

「これは絶対におかしい‥」

ズキン‥ズキン‥、と経験したことのない痛みに耐えられず、仕方なく早退を申し入れ、病院に直行。

小さな病院で診てもらいましたが、ここでも痛みが治らず、ベッドでのたうち回り、また救急車に‥。

結局、鎮痛剤を長時間打ち続けたのち、数日後にようやく痛みは治りました。


あの痛みは何だったのか。

その後、CT検査、MRI検査などもしましたが、原因は分からなかったのです。

働きすぎていたことは間違いないので、ただの過労なのか、真相は分かりません。

数年経ったいま、あれから一度も、頭痛が起こることもありません。

降りかかる不幸は偶然だったのか?

夫婦関係の崩壊、妻に起こった病、私に起こった病、激務。

実はこのあと、妻が脳梗塞で倒れるという事件も起きるのですが、詳しくは書籍に書いたので省きます。

これだけ聞くと「大変な人生でしたね」という話で終わりそうです。

ただ、話はここからです。

なぜ家庭でこれほどの不幸が重なるのか。

一見、それぞれの出来事に関連性はなさそうに見えますが、これには明確な原因があったのです。

初めて知ったときは、信じられませんでした。

それは、「仕事と家庭の環境は連動する」という法則です。

この影響は、最終的に子どもたちにまで及びます。

それを教えてくれた本が『成功者の告白』です。

神田 昌典さんは、ビジネスの世界で大成功した実業家です。

なぜ私がこの本に出会ったかといえば、それは偶然の重なりでした。

会社の上司、そして知り合いの経営者に、立て続けにこの本を読むことを勧められたのです。

新書でもないのに、2人が同じ書籍を勧めてくるので、とりあえず読むことにしました。

正直、信じたくない、驚くべき内容でしたが、周りの上司、経営者を見ても、私が経験したことが偶然ではないことは明らかでした。

私たちが社会に出て、成功に向かうには、多くの地雷が埋まった道を進まなければなりません。

苦手な仕事、理不尽な上司、同期との競争の先に、何かを掴み取れる気がします。

その道のりで、色々な苦悩や、失うものがあり、地雷を避けたり、時々踏んだりしながら進んでいきます。

ですが、仕事で得たものは仕事で失う、なんて甘い話ではないのです。

現実は、家庭やプライベートにおいて、その地雷が爆発するのです。

なぜ成功しているひとの家庭はうまくいかないのか。
なぜ成功しているひとは恋愛トラブルが多いのか。
なぜ成功している組織から優秀な人材が消えるのか。

ここには、パターンが存在します。

そして、パターンを知らなければ、パターンを抜け出すことはできません。

「自分で決断してるんだからパターンにははまっていない!」
「そんな論理的じゃない話は信じない!」

という気持ちも、もちろん分かります。

私もそう思っていました。

誰も、自分がパターンにはまっていたなんて思いたくないですよね。

ですが、読み進めると、あまりに身に覚えがあったり、当てはまるケースが思い浮かんでくることに驚くはずです。

これは、経営者だけでなく、仕事をするひと、仕事をするパートナーを持つひと全員が知って欲しい話です。

『成功者の告白』は実業家である著者の経験、数百人のクライアントや経営者仲間の実話をもとに、架空の起業家を主人公にしたストーリーです。

この中には著者の専門分野を含む、マーケティング、コーチング、マネジメントのエッセンスもぎっしり詰まっています。

そして忘れてはいけないのは、神田氏はライティングの神です。

圧倒的な構成力、文章力も勉強になります。

本の宣伝のようになってしまいましたが、この本は全てのビジネスマン必読です。

あなたが私と同じ失敗をくり返さないことを心から願っています。

久しぶりにこの本を読み返したので、ご紹介しました。

実は私の著書『サラリーマンのFIRE戦略』は、この致命的な失敗経験を通じて、私の思考が変化していった結果の話です。

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それでは、また次回お会いしましょう!

ベストセラー最高21位の著書はこちら。


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