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『スチャとネバヤン / ネバやんとスチャやん』心地良すぎるサウンドと優しすぎるメッセージ [Rain Magazine No.11]

今、お風呂上がりで『ネバやんとスチャやん』を聴きながらこの記事を書いている。とんでもなく心地良い。心地良すぎる。体の力が全部抜けて、ただただ音の波に身を任せる時間は本当に最高だ。


『スチャとネバヤン』は、1990年デビューのスチャダラパーと、2014年結成のnever young beach (以下ネバヤン) がコラボしたバンドだ。


いろいろな記事でも書かれているけれど、スチャダラパーとネバヤンは何かが嚙み合っているなぁと思う。ジャンルも年代も違うのに何が似ているのだろうと考えると、’’緩さ’’と’’肯定してくれる音楽’’だと自分は思う。


スチャダラパーとネバヤンの曲を聴いていると「仕方ないよ」「人生そんなもんだよ」と言ってくれているような気がする。言葉にできない暖さががあって、肩の力を抜いてくれる緩くてかっこいい曲が、スチャダラパーとネバヤンはたくさんあるなと思った。



そんな中で『ネバやんとスチャやん』という曲は、''緩さ''と''肯定してくれる音楽’’どちらの要素もMAXであり、本当に大好きな曲だ。

ブルーの瞳 ブロンドのヘア
欧米やそこらで生まれてたら
足が速くて背が高かったら
総合的にもっとイケてたら

セレブだったら バブルだったら
ガイシでマルチでタスクだったら
度胸があったら 根性があったら
少々のことで凹まなかったら

スチャとネバヤン/『ネバやんとスチャやん』より


最初から最後まで ’’たられば’’ のリリックで、そこがスチャダラパーらしくていいなと思う。
’’たられば’’って良くないイメージがあるけど、この曲を聴くともっと使ってこうぜ!という気持ちになる。すごくスッキリすると思うし、弱音なんてたくさん言った方が元気になるものだ。


ねぇねぇ ほら 力抜いてよ
そんな顔じゃ お腹壊すよ
泣いて 笑って よく眠ったら
案外 ほら それでグットよ

スチャとネバヤン/『ネバやんとスチャやん』より


この記事の中で何回も書いているかもしれないけれど、この曲を聴くと本当に力が抜けてしまう。今背負っているものとか、やらなければいけない事とか、曲を聴いている間は解放されて、全てがいい感じになるような気になる。聴き終わった後はすごくスッキリして穏やかな気持ちになっている。
なんかマッサージみたいな曲だ。



弱音は溜めずに吐くこと。後悔はやりすぎない程度にすること。肩の力を抜くこと。寝たら何とかなるということ。

どんなことでも最後にはすべていい感じになる。

だから今日のところは、早く寝るのだ。







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Riku と申します。
普段は好きな音楽を紹介する [Rain Magazine] というシリーズを中心に、読んだ本や観た映画、趣味のことを綴っています。

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