内々定率75%超!! 23卒IT就活生の雑感
ということで、先日IT系企業に内定を頂いた、23卒就活生(大学院修士2年生)の陸です!!
後々詳しく書きますが、就職活動をしていた期間は約13ヶ月、選考を受けた企業は4社、そしてそのうちの3社に内々定を頂きました。
タイトルで大仰に内々定率75%と書きましたが、母数が少ないのでそんなに大した数字ではありませんね笑
なお、便宜上私が選考を受けた企業さまの業種と仮称を設定させていただきます。
A社:IT系、内定承諾
B社:IT系、最終選考突破
C社:半導体系、最終選考突破
D社:IT系、三次選考落選(最終選考一歩手前)
就活生の平均選考数10~15社と言われる中で、私は理系学生だったこともあり、本当に行きたい企業だけを選んで選考を進めていった結果がこの数字なのかなぁと思ってます。
前置きがやや長くなりましたが、この投稿では私が就活生の時知りたかった内容を中心に、就活を振り返っての感想といった形で書いているので、参考になるところだけ参考にしていただければ幸いです。
就職活動の期間
就職活動当初に思ったこと
年間スケジュールと忙しさの指数
就職活動を進めていくうちに見えてきたもの
内々定と落選を通して
全体の振り返り
謝辞
おおむね上記の流れで私の就職活動についての振り返りをしていきたいと思います。
1.就職活動の期間
開始した、というと区別が難しいですが、就活を明確に意識し始めたのは21年4月頭ごろでした。そして就活を終えたのは22年4月末、ですので13ヶ月ほどといったところでしょうか。
私は大学院修士課程に進学することを学部時代から考えていたため、学部生の間に就活を意識することはほぼありませんでした。その代わり、修士1年生になった当初から就職というイベントに対して大きなプレッシャーを抱いておりました。
幸いにして、私には既に内定をもらった友人や、ともに就活を進めていく密な友人がいたため、情報的アドバンテージは得られていたと思います。
2.就職活動当初に思ったこと
まず初めに思ったのが、一人では無理だな、というものでした。
そんな折、既に就職が決まっていた友人から就活支援をしていただけるinteeという無料サービスを紹介され、『就活を通した自己実現』を叶えるために登録しました。自己分析や種々のセミナーで就活生としての意識を引き上げられたほか、intee経由でA社と出会い就職が決まったため、就活生にはイチオシのサービスだと思います。
話は戻りますが、私自身が理系の、それもIT系を目指していた関係上、選考を受ける企業の数は文系のそれよりは少なく、多くても5社程度、絞って3社くらいが関の山だな、とも思っておりました。
つまり、選考を次々と受ける中でのトライ&エラーというよりも、会社説明会などの段階で明確に行きたい企業を考え抜き、そして選び抜いた企業の選考を過たず通過しなければならないというハードなものになるぞ…と思っていたということですね。
そしてその確信は当たっており、A,B,C社は無事選考突破、そしてD社は3次選考で落選という結果に終わりました。
3.年間スケジュールと忙しさの指数
私の就職活動の期間が21年4月頭~22年4月末で、約13ヵ月ほどであることは先に述べましたが、その中でそれぞれの月と内容ごとに、最も忙しい月を1.0とし、相対的に忙しさが低い月を0.1~0.9で表記したいと思います。
4月 : 0.2 就職活動に向けて情報収集、業界分析
5月 : 0.3 企業分析及び自己分析、就活セミナーの参加
6月 : 0.3 企業説明会参加、夏季インターンシップ準備
7月 : 0.4 志望企業選び、夏季インターンシップES作成
8月 : 0.5 夏季インターンシップES作成および参加
9月 : 0.5 夏季インターンシップ参加、自己分析
10月 : 0.4 企業説明会参加
11月 : 0.6 企業説明会参加、面接対策
12月 : 0.7 企業説明会参加、A社一次選考
1月 : 0.8 A社二次選考およびBCD社のES作成、面接対策
2月 : 1.0 C社冬季インターンシップ参加、A社最終選考
3月 : 0.8 BCD社一次選考、BCD社二次選考、BC社最終選考
4月 : 0.6 D社三次選考
振り返ってみての所感としては、早期選考が行われた21年12月と、選考が本格化してきた22年2月が特に忙しかった気がします。
就活生の方に伝えたいこととしては、序盤のうちに情報基盤を整えておくことが何よりも肝要ですね。序盤~中盤からの自己分析や企業分析、業界分析のしやすさや、面接対策のしやすさに断然違いが出てくると思います。
4.就職活動を進めていくうちに見えてきたもの
就職活動を進めていくうちに見えてきたもの…ですが、通りいっぺんながら「自分が何をして生きていくのか」「自分がより良い人生を送るために必要な考えは何か」のようなものを掘り下げることが出来たことそのものでした。つまりは自己実現、ということですね。
また、少々厳しい側面として、就活とは甘く見ると一生後悔が残るイベントだと思います。学業、受験、趣味や部活やサークルなどで今までの人生の中で、様々な努力を積んできた人が多いと思いますが、それらは長くても数年先を見据えての目標だったのではないでしょうか。
しかし、就職活動というのは、少なくとも5年先、長ければ数十年後を見据えての将来設計であるため、これまでの決断よりもダイレクトに人生に影響します。そういうイベントであるからして、サボったり舐めてかかったり、途中で気持ちが切れて怠けると「あの時しっかりしていれば」と後年に思うかもしれません。なのでしっかり準備しましょう。ほかでもない自分のためにね。
5.内々定と落選を通して
私自身、就職活動の中で最も苦労したのは、多くの人がそうであるように本選考です。3.年間スケジュールと忙しさの指数でも書いてありますが、21年12月から22年4月で私が志望した4社の企業の選考を終えました。
企業の志望度としては、A社とD社がツートップで、B,C社は前2社に比べるとやや低めだったのですが、いずれも自分の将来を預けるに足る素敵な企業だったと思っております。
さて、内々定と落選を通して、というテーマですが、結論から言うとやや悔しさの残る経験となりました。
私は、必ずしも成功体験ばかりが人生に寄与する訳ではない(=時には失敗の方が人を成長させる)というマインドで生きているので、D社に落選したことそのものに対してはそこまでマイナスイメージを持っておりません。では、どこで悔しさがあったかというと、ABC社に順調に内々定を頂けたことで最後の最後でゆるみがでたことです。
しっかりと準備をして、ES作成や選考、面接にまで臨み、念願かなって3社から内々定を頂けました。これは紛れもなく努力の結果であり、この1年を通して大きく人間的に成長できたと思います。
一方最後のD社ですが、こちらは志望度はかなり高めであり、21年夏ごろから手広く情報収集にいそしんでいたものの、肝心の22年4月の対面面接ではイマイチ手ごたえを感じられぬまま終わり、案の定後日落選の報が届きました。もちろん就活をしている最中は気の緩みなどないつもりでしたが、就活が終わって改めて考えると、やや気持ちが切れていた面もあるように感じられ、少しだけくやしさの残る経験となりました。
6.全体の振り返り
さて、長々と書かせていただきましたが、総括とさせていただきます。
①就職活動は情報アドバンテージを意識しながらすべし
②企業選択は妥協を許さず、人生がかかってることを意識すべし
③ハードスケジュールの中でも、最後まで気持ちを切らさず集中すべし
こんなところでしょうか。上手く書き表せられないことも多くありますが、おおむね私の就活に対しての考えを残せたと思います。
7.謝辞
最後に、私の就職活動をそばで支えてくださった関係各所の皆様。
そしてなにより、一年間私の就職活動についての相談や企業説明会とのマッチング、自己分析などの機会を頂けたinteeの皆様誠にありがとうございました。
これから就職活動を始める後輩たちにもどうぞ彼らの自己実現のための就活のサポートをしていただければと思います。