自力では無理でした

久しぶりの投稿。
昨年12月から数年に一度レベルの長く苦しい激鬱期に陥り、何っっにもできなかった。

あまりにもつらい上に、何もしても改善の気配が見えないので「平気なフリ」が習性になっている僕もさすがに悟った。
「これは自力では無理だ」と。

すぐに主治医に電話して「薬を処方してほしい」と言った。

そしたら「ラモトリギン」という薬を処方された。

4年前まで僕が飲んでいた薬だ。

唯一効いた薬

最初に飲んだのは2012年。当時も鬱で心療内科に通院し、いろんな薬を試したけど、ラモトリギンは一番効果があった薬だ。
いや「唯一」と言ってもいいかもしれない。

僕は最初「鬱病」と診断され、処方されていたのは「抗鬱薬」だった。
パキシルから始まり、ジェイゾロフト→ルジオミール→レクサプロ→トレドミン と変わったが、どれもあまり効果はなく「もしかして鬱病ではなく躁鬱病ではないか」ということで処方されたのがラモトリギンだった。ラモトリギンは抗鬱薬ではなく「精神安定薬」である。

これがまあーーー効いた。びっくりするほど効いた。
別人のように動けた。仕事もバリバリできた。未来は明るいと思った。

まあ、その後1年ほどで部署が異動になり、そこで出会った体育会系上司と相性が悪くトラブル続きで、鬱がみるみる悪化して休職、そして退職することになるんだけど。

今ならもっと効果あるんじゃない

でもそれはその上司と僕が100人に一人レベルの相性の悪さだったという不運があるので、たまたまだったんだろう(と思いたい)。

今は自分一人でできる仕事をしているので、そんなパワハラ体質の上司もいない。
朝8時半の始業時間のために体質に合わない早起きをする必要もない。
さらに当時は独り身だったが、今は愛する妻がいる。
状況はあの時よりずっと良い。今なら10年前より効果があるんじゃないか。

いや、むしろ強烈なストレスにさらされている当時は本来の効果が出なかったのではないか?
その後休職→退職→起業→結婚 と激変する状況の中で、ちゃんと休んで療養するというプロセスがなかったために、薬の効果が感じられなかったのではないか?

その後いろいろあって飲むのをやめちゃったけど、その判断も間違っていたのではないか?

さらに言えば、飲むのをやめたけど改善しないなら、別の薬に変えればいいのに、それをしなかったのはただ「ちゃんと治す気がなかった」だけじゃないのか?

そんなことをぐるぐるぐるぐる考えている。

まとめ

とにかく、長い長いブランクを経て投薬治療を再開することになった。
今日で3日目。
昨日までお試しで0.5錠だったけど、今日から1錠飲み始めてる。

今の実感は「やっぱり効く」である。
10年前に飲み始めた時と同じ。すごい切れ味で効果が実感できている。

前にも飲んだんだから、効くことは分かってるんだ。

デメリットもあるんだけど、今はメリットのほうが大きい。

これでしばらくやっていこう。


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