入院の振り返り

今回、家族性良性慢性天疱瘡の症状が重症化し、疼痛がコントロールできなくなったことから、入院治療を選択することになった。自己生活や仕事が不可能になり、トイレやシャワーも介助が必要な状態となり、これ以上の我慢は限界だったためだ。

入院治療のメリットを振り返ると、以下の点が挙げられる。
1、介助が受けられる
トイレやシャワーは看護師さんに介助してもらえるため、日常生活の基本動作も安心して行えた。
2、栄養バランスの良い食事
3食とも栄養バランスが考えられており、自炊が不要だったのはありがたかった。退院後も食事の重要性を意識していきたい。
3、医師の毎日の診察
毎日医師が回診に来てくれるため、その都度症状を報告でき、必要に応じて治療方針を変更してもらえるのは大きな安心感だった。
4、薬の即時処方
薬が切れた場合にも、すぐに処方してもらえる環境は自宅では得られない安心感だった。
5、困ったときの対応
何か問題が起きた際には、看護師さんができる限り対応してくれるので、孤独感を感じずに過ごせた。

一方で、入院には多少の不便や苦手な部分もあった。
1、点滴の針
点滴の際に針を刺されるのが苦手で、挿し替えが必要なこともあり、何度か痛みを感じた。
2、長期のベッド生活
長期間ベッドで過ごすとお尻の具合が悪くなることがあり、不快感を覚えることもあった。
3、陰部治療の恥ずかしさ
陰部の治療が必要だったため、複数の看護師さんに患部を見せるのは正直恥ずかしかった。しかし、治療のためには仕方ないと割り切るしかなかった。

これらを踏まえると、やはり重症化した場合には入院治療の方が適していると感じた。自宅では到底得られない手厚いサポートと安心感がある。これからも、症状が悪化した際には、迷わず医療機関のサポートを受けるべきだと思った。

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