空間を共有する事で生まれるもの
久しぶりに昔の上司に会った。その上司は大病を患ったものの、最近は元気になり、ようやく人にも会う気になったと、元同僚から聞いたからだ。
もちろん、コロナの状況もあるので色んな事に気をつけながら空間を共にした。オープンエアのテラス席でマスク越しでお茶を飲む。時々、見えるお顔は元気そうで安心した。
普段、お互いの近況報告などはメールやその他のツールでやり取りをしている。だから、ある程度お互いの状況は理解しているはずだった。
わざわざ連絡するまでもない些細な事
会って話していると、お互いに”実はさぁ”とメールなどではわざわざ伝えるまでもない、些細な事を話始める事になる。私の場合もそうだが、その自分的些細な事の中には、実は本当に伝えたかった事や本当は知りたかった事が沢山の含まれているのだ。
”なるほど〜”や”あの時、実はそうだったんですね〜”が今回もたくさん出てきた。時を経た今だからこそ、伝えられる事実もあったりするのだ。
コロナ禍での機会損失
もちろん、リモートワークで出来る事は効率よくするべきだし、移動時間を考えても、リモートワークは今の時代に合った働き方だと思っている。
でも、その場の空間を共有する事によって生まれる価値や発見の力を、今回改めて思い知った。この1年のコロナ禍での機会損失の大きさを痛感する。
会える時に、会いたい人と会っておきたい。この1年で学んだコロナとの付き合い方と共に、賢く前に進んで行きたい。
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