年末年始の義実家への帰省で夫婦関係悪化を防ぐためにできる3つの工夫
夫婦関係に問題がある場合、年末年始に義実家に帰ることが地獄と化すことがあります。
夫との関係と夫の両親との関係は別ものでは?と思うかもしれませんが、実際にはほぼ「=(イコール)」です。
そもそも、妻は夫の実家との関係に緊張感を持つわけですが、夫との関係がうまくいっていないと、その緊張感は増し、夫からの温かいヘルプがないまま、敵陣に取り残されるような体験になりかねません。
今日は、義実家との関係で嫌な思いをしないための工夫をハードルが低い順にお伝えしたいと思います。
食事は外食にする
義実家で食事をする際、「家で食べる」こと自体がぎくしゃくのネタになります。
準備する方も大変だし、お金もかかります。相当「おいしい、おいしい」と言って食べてもらわないと満足できません。もちろん、お金が請求できるわけでもありません。
かかったお金や手間を理解せず、パクパク食べられるだけでは、何だか不満だったりするのです。
一方、食べる側も緊張します。何か手伝わなければと思ってそわそわしたり、慣れない台所で義母と並んで緊張の料理をしたり。
嫌いなものや口に合わない味付けもニコニコ笑顔で完食を目指し、リラックスとは程遠い、ほとんど拷問のような時間になってしまいます。
そんな互いに不毛な結果を避けるために役に立つのが「外食」です。
割り勘もできるし、自分の食べたいものも食べられます。準備や後片付けで気まずい思いもしません。
実家に帰ったら外食、今年はこれをお試しください。
ホテル泊
義実家に帰る際、義実家に泊まるパターンと、近隣のホテルに泊まるパターンがありますが、断然後者がお勧めです。
泊まるということは、お風呂と寝具の準備、そして朝ごはんの準備と三大任務が伴います。
これは、義実家にとって大きな負担となります。
そして、泊まる側にしてみても、お風呂は先に入ってもいいものか、すっぴんを義両親に見られるのはちょっと…、寝る直前まで緊張したくないなど、様々な思いがあると思います。
それらを一挙に解決するのがホテル泊です。
少しお金はかかりますが、ホテル泊、やってみましょう。
それぞれの実家に帰る
そもそも、二人揃って帰ろうとするのが無理だ、という話もあります。ですので、妻は妻の実家に帰り、夫は夫の実家に帰る。もし子どもがいれば、子どもは隔年でそれぞれの実家にいく。
そのくらいの割り切りが必要です。
でも、そこまで割り切れないという方は、一緒に行くけれど、一方は長居せずに先に帰る、そんな方法もあります。
例えば、妻の実家に家族揃って帰省するけれど、夫は妻子を残してひとり早めに帰る、みたいなことです。
そうは言っても、年末年始に家族の問題・夫婦の問題が顕在化してしまうのはよくある話です。
そんなときはぜひ専門家にお気軽に相談し、心の余裕を取り戻してください。
photo by 野良猫ポチ様