ルターも愛した「宗教改革」のビール
ご存知の方は少ないと思いますが、500年前の今日、4月17日は「宗教改革」ゆかりの日です。今日は宗教改革を行ったドイツ人、マルティン・ルターの愛したことで知られる「ボック・ビール」について書きたいと思います。
日本ではあまり馴染みがありませんが、固定のファンが多いのでしょう、ドイツでは大抵どのスーパーでもボック・ビールを売っています。無濾過でアルコール度数が高く(7~8度くらい)麦芽味のあるこっくりと甘い味わいで、グラスに注ぐと赤い色をしているのが分かります。しいて言うと、日本の「エビスの赤」に近い感じです。
ボック・ビールは現在、ドイツ内外のさまざまな醸造所で作られています。しかし、オリジナルは
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