この症状が出たら「人食いバクテリア」を疑え!
国立感染症研究所によれば、2023年は「人食いバクテリア」の俗称をもつ劇症型溶血性レンサ球菌感染症の報告数が941人と統計を取り始めて以来、最高の数になりました。劇症型溶血性レンサ球菌感染症の初期症状はかぜによく似ています。どうやって感染を疑えばいいのでしょうか。
50歳未満の死亡率増加劇症型溶血性レンサ球菌感染症の2023年の届出時死亡例は97例。特に50歳未満において死亡が占める割合が、2018年19.7%、2019年24.1%、2020年12.8%、2021年9.1%