On the Road (オン・ザ・ロード)
先日、10代から20代にかけて私の愛読書だったジャック・ケルアックの『路上(オン・ザ・ロード)』を英国人の友人も愛読書にしていたことを知った。
この本の影響で私は放浪に無駄な憧れを抱くようになり(?)、その後、私なりにいろいろな旅を重ねてきたが、友人は70年代にこの本を読み、フランスの大手メディアの記者の仕事と妻子を放りだしてアメリカに渡り、助手席の地図だけを頼りに無目的な大陸横断をくり返し、フランスに戻った後は奇跡的にメディアと妻に許されて元の生活に戻ったという筋金入りだ