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文系女医のリハビリ話(単体版)

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2024年3月、顎の良性腫瘍の手術を受けました。以降、食べる・話すがうまくできなくなっています。命に関わらないし、傷も見えません。まったく話せないわけでも、まったく食べられないわ…
定期購読はしたくないけど、このシリーズは全部読みたいという方にお勧めのマガジンです。記事はまだしば…
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世界一の医療を受けるために日本へ

「日本の医療が恵まれている」いう話は、日本人であれば誰もが耳にしたことがあるでしょう。 …

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歌うリハビリ!文系女医、村の教会コーラスに入る

わたしの暮らしているドイツ・ハンブルクは古くから自治権のある「自由都市」で、今でもシュレ…

”声”を鍛える魔法の道具「LAX VOX」を知っていますか?

手術から半年が経ちました。声も滑舌も前と同じではないし、食べられる量が減ったため体重も4…

ドイツの言語聴覚リハビリ「ロゴペディ」 ②共鳴で"通る話し声"に!

ネットには「声」に関する動画が無限にあります。 一番多いのは「歌声」や歌い方の動画です。…

1年待ちもざら!?データで見る世界の手術待機期間

日本では、病院の外来の待ち時間は決して短くはありませんが、体調に異変がある時、必要なタイ…

ドイツの言語聴覚リハビリ「ロゴペディ」①舌圧子とストローによる訓練

症状が悪くなった気がするーー。 術後3ヶ月目の体調を素直にまとめると、そうなります。 7月…

歯医者で溺れかけるー「文系女医のリハビリ話」はじめました!

身体にメスを入れられること。その影響は、実際にメスを入れられてみないとわからないこともある。 3月末、顎にできた腫瘍の手術を受けて以降、食べたり話したりに少々支障が出ている。用は足りるが「元通り」とか「気にならない」といったレベルにはほど遠く、思わぬところで足元をすくわれる日々だ。 今回、足元をすくわれたのは歯医者。飴を食べていたら、口の中がじょりじょり言い出した。妙に割れやすい飴だと思ったが、じょりじょりを吐き出してみると飴のかけらと割れた詰め物のセラミックが混在してい

わたしのリハビリメニュー

3月に右顎の下にできた腫瘍の摘出手術を受けました。 術前の説明では、舌の動きが少し悪くな…

世界に誇る日本の医療の「お値段」

先日、日本で腫瘍摘出の手術を受けたことについてはnoteでもお伝えしてきたとおりです。 http…

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術後3週間:焦ラズ、落チ込マズが難しい

目覚めるたびに「また良くなっている」と感じられていた症状も、術後2週間を過ぎた頃から急に…

手術は無事終わり、良性腫瘍でした

手術は無事終わり、腫瘍は良性で確定診断となりました。 大きな腫瘍だったのに、口の中から手…